|
カテゴリ:山登りと山歩き
小仏城山からは東へ向きを変え、高尾山を目指して尾根を伝っていきました。
小仏城山と高尾山の間の奥高尾縦走路は、「東海自然歩道」や「関東ふれあいのみち」とも重なっており、何とも豪華なルートとなっています。 東海自然歩道は「明治の森箕面国定公園」(大阪府箕面市)までの総延長約1,700km、関東ふれあいの道は首都圏の1都6県をめぐる総延長約1,800kmの壮大な歩道で、いずれもこの高尾が起点となっています。 明治の森高尾国定公園 さすがに超メジャーな歩道が重なっているとあって、道も広くて整備されており、周囲の景色も開放感にあふれていました。 高尾山へ向けて緩やかに降下をしていくと、途中で「もみじ台」と名付けられた削平地に着きました。 ここにも茶店があります。(スルーしましたが) 陣馬山方面から高尾山へ来ると、高尾山に登るというよりは、下った先に高尾山があるといった感じです。 登りらしい登りと言えば、最後の階段くらいでした。 この先が高尾山です。 実はこれまで高尾山に来たことがなかったため、どんな場所なのかと思っていました。 テレビ中継などではおなじみの場所ですが、ここまで徒歩で来る方がまるで奇特な雰囲気です。 高尾山の山上には薬王院の伽藍があり、上にある奥ノ院の方から順に参拝する格好となりました。 奥ノ院 高尾山薬王院の歴史は古く、聖武天皇の勅命により、744年に行基によって開山されたそうです。 本社 それにしても高尾山に入った途端、まるで降って湧いたように、急に人が増えたような気がします。 本堂 高尾山には、1号から6号までの自然研究路があって、どの道を行けば帰れるのかよくわかりませんでした。 勝手がわからないまま、人の流れに沿ってケーブルカーの駅の方へ向かうと、駅の横を抜けた先に下山道があるようでした。 途中の金比羅台の先に分岐があり、京王電鉄高尾山口駅に降りる道と、JR中央線高尾駅へ降りる道とに分かれているようです。 金比羅台から見た都心方面 JRの高尾駅方面に降りる人はほとんどいなかったのですが、そのまま歩いて高尾駅まで降りて行くことにしました。 山道が終わった先は意外と地味で、普通に住宅地となって、いきなり民家の庭先に出たりしました。 さらには国道20号線(甲州街道)に行き当たり、高尾駅まではアスファルト道を行くこととなりました。 最後のアスファルトは本当に苦痛で、衝撃が足の裏に伝わってきます。 和田バス停を出てから高尾駅まで、全行程約17km、6時間半の長い道のりでしたが、陣馬山からここまで、下りの整備された道だったので、歩きやすかったと思います。 天候に恵まれたこともありますが、開放感あふれる見晴らしを楽しむことができました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/19 09:05:40 AM
コメント(0) | コメントを書く
[山登りと山歩き] カテゴリの最新記事
|