青空に恵まれた日曜日、午後少し時間ができたので築70年の送電鉄塔を辿りに行ってきました。
前回の続きということで、本日のスタートはJR東日本の岡部境線99号鉄塔からです。
まずは目印になる、
前回の終点になった98号鉄塔に行ってみました。
98号鉄塔までは徒歩だと1時間以上かかるので、今回は自転車で出動です。
前回とは違って今は自転車に乗れる状態まで怪我が回復してますからね~。
98号鉄塔は工事中で、どうやら送電線を新しいものに交換しているようです。
電工さんが昇塔して、ジャンパ線を取り付けているところだと思います。
下から見ると小さく見える碍子も、比較するものがあるとその大きさがよく分かりますね。
大人の頭よりもひとまわり大きいです。
メーカーのホームページを見たら規格表があって、「お皿」1枚で12~3kgくらいの重さがあるようです。
ここでは一組で24枚なので、金具も含めたら相当の重量になるんですね。
命綱を付けているとはいえ、高所の作業は怖そうです。
しばし見学して、本題の99号鉄塔に向かいました。
98号から細い遊歩道のような道に入ります。
次の99号鉄塔まではわずかな距離でした。
鉄塔は遊歩道から少しはずれたところに立っています。
しかしこんなに木が生い茂っていたら、木の葉が繁る時期には鉄塔は見えないでしょう。
この鉄塔は柵がないので、例によって「結界」の中心から上を向いて・・
鉄塔のすぐ傍にはこんなのがありました。
この次の100号鉄塔が立つのは八国山緑地。
「となりのトトロ」で主人公のお母さんが入院していた七国山病院はおそらく八国山の南にあるふたつの病院のどっちかかなと・・
そうすると、ねこバスが走った送電線はこの岡部境線でしょうね。
おそらくこの100号鉄塔付近で地面に降りて病院に向かったはず!?
99号から100号鉄塔に向かうには、一度山を下りて松が丘の住宅地を登って行きます。
狭山丘陵の東端にあたるため、地形に起伏があります。
100号鉄塔は尾根を登ったところの「八国公園」にありました。
99号、100号鉄塔とも昭和14年製、シンプルな四角錐型をしています。
(つづく)
本日の写真 EOS KissDN + EF-S 18-55mm USM II