テーマ:住宅コラム(1788)
カテゴリ:埃だらけの洋館
幽霊目撃者1、2、3、4、5、6
アタクシ達のお化け(?)体験談 上、 中、 下 では、「回るドアノブ、開閉するドア」の他には何も見えなかった。 だが、目撃者が他にいる。洋館に住んだり、部屋を借りていた人の中で「見た」人がいるという事を不動産屋は知っていた。 彼女は取り引きが終了するまでアタクシ達にはその事につき一切ふれなかったが、その後知っている限り適切に話してくれた(おそいっ)。さらに、元住人とも詳しく問い合わせてくれた。 目撃するのは女性が多く、現われるのも女性、「旧式で地味な服装の小柄な女性」で「茶色っぽい髪」で、「茶色」か「灰色がかった茶色」の洋服で現われる。「女中らしかった」という人が数人いるという。その洋服は長袖で、スカートの裾が長くくるぶしまであって、襟が高い、と言った人が二人。 輪郭がはっきりせずもやもやとして、それが人の姿かどうか分からなかった、という人もいて、そのうちに「霧のかたまりみたいなのに女性だ、と確信を持つ」人も数人いたそうだ。 朝昼晩と時刻に関係なく現われるが家に初めてな人に限って現われる印象がある、と元住人婦人が言ったそうだ。ちょっと気になる。「でも誰一人『恐ろしい』と感じた人はいない」とも言われたがそれはどうだろう。確かに、アタクシ達は恐く思わなかった。だが、アタクシ達は結構不真面目だ。亡霊らしきものと顔を合わせてだれもが「恐くない」と思うとは信じ難い。 でもそれを、なんと、霊感ゼロのムーミンの母上が見てしまった... らしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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