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テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:映画 ハ行
『プライベート・ライアン』を観ました
スピルバーグ監督が圧倒的な戦闘描写で、1998年度のアカデミー監督賞を授賞した 第二次世界大戦を描いた戦争映画です >>『プライベート・ライアン』関連 原題:SAVING PRIVATE RYAN ジャンル:戦争・ドラマ 製作年度・国:1998年・米 上映時間:170分 監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:トム・ハンクス 、トム・サイズモア 、エドワード・バーンズ 、 バリー・ペッパー 、アダム・ゴールドバーグ 、ヴィン・ディーゼル 【ストーリー】 第2次世界大戦史上最大の激戦ノルマンディ上陸作戦は成功に終わった。 そんな中、ジョン・ミラー大尉に新たな命令が下された。 3人の兄弟全員が死亡した。 落下傘兵ジェームズ・ライアン二等兵を戦場から救出せよ。というもの。 軍上層部はひとり残されたライアンをなんとしてでも母親の待つ故国へ 帰還させよというのだ。 ミラーは中隊はじめ8人の兵士たちは、生死も定かでないライアン二等兵を 探すために戦場へと再び出発するのだった…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を もう何度目か分からないくらい観ていますが、 改めてまた観ちゃいました 冒頭の1944年6月のノルマンディ上陸作戦はもう気分が悪くなりそうなくらい リアルな映像。 アメリカ兵がオハマビーチに上陸して行く過程で、 無残に多数の命が失われていく光景は恐ろしすぎます。。。 あっけなく撃たれてビーチ上陸前に倒れる者、内臓が飛び出てしまっている者、 自らの片腕を持ち歩く者etc... 実際の戦闘というものはこんなにも惨いものなのかと思い知らされます。 この激戦をなんとか生き延びたミラー大尉(トム・ハンクス)に 落下傘兵ライアン二等兵を戦場から救出せよという命令が下される。 彼には3人の兄がいたが、全員が戦死していた。 兄弟全てを戦死させる訳に行かないと考えた軍上層部はライアン二等兵を救出し、 母親の元に還すことを決定したのです。 ミラー大尉は、7人の部下を伴い、生きているかも分からないライアン二等兵を 探すために激戦地へと出発するのです。。。 何度観てもこの任務は納得がいかないんです ライアンの母親には申し訳ないけど、彼一人の命の方が、他の8人の兵士の命より 尊いと判断した理由が分からない…。 ミラー大尉や部下たちも救出する価値ある人間であって欲しいと途中言ってましたが… ミラー大尉にとっては、胸をはって故郷の家族のもとに帰る事が出来る任務だっただけに、 彼の死は残念でなりません…。 最後のライアンにかける言葉は戦闘中、膝を抱えて泣いていた彼の胸に響いたのでしょう。 たくさんの人の犠牲によって、救い出されたライアンは その後の人生を精一杯生きたようでした。 それだけが唯一の救いかな。。。 戦争の残虐さ、不条理さを感じます。 しかし、この映画、圧倒的な戦闘描写もスゴイけど、 俳優陣は演技派が揃っていて見応えあります みんなそれぞれに個性があり、かっこいい 特に神を信仰する敏腕のスナイパーのバリー・ペッパーがクールで良いです 鐘楼での最後のシーンが心に残ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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