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カテゴリ:映画 ラ行
『ライセンス・トゥ・ウェディング』を観ました
教会が定める結婚準備講座を受けることになったカップルが、 変わり者の牧師が課す奇妙な課題に振り回されるラブ・コメディです >>『ライセンス・トゥ・ウェディング』関連 原題: LICENSE TO WED ジャンル: コメディ/ロマンス 製作年・製作国: 2007年・アメリカ 上映時間: 91分 監督: ケン・クワピス 出演: ロビン・ウィリアムズ マンディ・ムーア ジョン・クラシンスキー 【ストーリー】 愛するベンからプロポーズを受けて幸せいっぱいのサディー。 彼女の夢は、一家が通う教会“聖オーガスティン教会”で伝統的な結婚式を挙げることだった。 しかし予定は2年後までいっぱいで、唯一空いていたのはわずか3週間後の1日だけ。 しかも、フランク牧師はベンとサディーに、彼が考案した“結婚準備講座”を受講し、 ちゃんとクリアしないと式を挙げてくれないというのだった。 しぶしぶ了承したベンとサディーだったが、そこに待ち受けていたのは奇妙奇天烈、 無理難題の課題の数々だった…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 結婚への道のりは、険しく可笑しい! 結婚、離婚までもがスピード感たっぷりになってきている現代。 結婚制度を守ろうとしているのかどうかは定かではありませんが、 結婚式までの道のりが長く険しいのはみんな一緒でも、 映画の中のこのカップルには”可笑しい道のり”までがついてました。 晴れて結婚を決めたベンとサディーのラブラブ・カップル。 彼女の夢を叶えるべく、教会が定める結婚準備講座を猛スピードで クリアしようと奮闘する2人の前に 変わり者の牧師が課す奇妙な課題が可笑しすぎて爆笑の連続です。 時間に遅れたらゴスペルでお叱りを、 当日までの”おあずけ”確認のために盗聴する、 信頼度のテストには目隠ししたまま運転させ一方はナビ役をなどなど ありとあらゆる危険さえ伴う難題の数々の中で 一番強烈で笑えたのは、預けられたリアルな双子の赤ちゃんロボット。 青いなんやらをなにかにして惨事を巻き起こしてくれちゃいます。 そんなこんなの難題にアタフタする2人の姿に、 フランク&ちびっ子牧師の悪魔のような微笑みに大爆笑なのです。 結婚準備講座を考案した変わり者のフランク牧師を演じるのは、ロビン・ウィリアムズ。 いつも傍らにいるちびっ子牧師と共に、無理難題を突きつけ 悪ふざけを楽しんでいるかのような無茶苦茶ぶりが似合います。 新婦になる人 サディーを演じたのは、マンディ・ムーア。 親近感を感じる輝いている笑顔が素敵な彼女は、アタフタする姿が非常に可愛らしい。 彼女の可愛らしさはこういう作品にピッタリとハマります。 新郎になる人 ベンを演じたのは、ジョン・クラシンスキー。 緊張し過ぎて彼女の家族に言ってはいけない事を口走りドン引きさせたり、 大事なところでは「一生一緒かよ」、 誓いの言葉にパラパラ漫画を・・・なんて数々のベン発のトラブルを観ていると、 フランク牧師が邪魔しなくてもトラブルを自分で引き起こす業に優れているのかと、 勘違いしたくなってきちゃう名場面を爆笑の熱演です。 胡散臭いフランク牧師に不信感が募って、 ついには超えてはいけない一線を超えてしまうまでに追い詰められてしまうベン。 サディーとの間に流れる不協和音。 こんな僕でも、結婚を決意した男の動揺は痛いほど分かるわけで、 自分より頼られているイケメンの友達に嫉妬したりなんて部分は同情しつつも、 追い詰められた男のドタバタは観ている分には非常に楽しいんですね。 そんなこんなで悪ふざけのオンパレードな展開で、 フランク牧師がなぜあんな講座を強制するのかもモヤっとしたままなのですが、 友達の何気に良い話や、家族の愛情なんかも感じられ、 ベンとサディーならではのちょっとジーンとくるシーンも盛り込まれて、 後味も良く、なかなか面白い映画でした。
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