良い政治とは何か＆良い政治家とは

晴れのち曇り

・平成２０年度第２次補正予算関連法／衆院で再可決・

　国会は３月４日午後、定額給付金の財源を盛り込んだ平成２０年度第２次補正
予算関連法が参院本会議での否決後、衆院本会議で再可決された。

麻生太郎総理は大きくうなずき、細田博之幹事長ら党幹部と笑顔で握手を交わ
した。

　「欠席する」と言っていた小泉元総理は欠席した。途中退席した小野次郎議員
を除き、投票前に議場から退出した自民党議員はいなかった。

　
・麻生総理／「小泉氏不処分は適切」・

　麻生太郎総理は３月４日夜、自民党執行部が定額給付金関連法を再可決した衆
院本会議を欠席した小泉純一郎元首相の処分を見送ったことについて「適切に対
応した」と評価した。

途中退席した小野次郎氏が戒告となったこととの対応の違いに関しては「（小
泉氏は）あらかじめ欠席届を出していたが、小野氏はその場（での退席）なので
そういう処分になる」と語った。

・公設秘書逮捕で民主党小沢代表／検察非難に終始、謝罪なし・

東京・永田町の民主党本部で午前９時５０分に始まった小沢代表の会見には１
００人を超える報道陣が詰めかけた。

小沢代表が口にしたのは、公党のトップとしては異例の検察非難だ。
　約４０分間の記者会見では謝罪は一切なく、捜査を非難する強気の言葉に終始。



　大久保容疑者の逮捕後、報道陣の前では終始無言だった小沢代表だが、風邪の予防のためにふだんから着けているマスクを外し、胸を張るように会見場に入った。

「総選挙が取りざたされているこの時期において、非常に政治的にも法律的にも不公正な国家権力の行使と感じている」
壇上でゆっくりと報道陣を見回し、いきなり捜査批判の口火を切った。

　会見中、小沢代表は捜査について何度も「異常な手法」「異例の捜査」「不公
正な国家権力の行使」などと顔を赤くしながら強い口調で繰り返した。

時折、疲れた表情を見せながらも、

「この種の問題で逮捕・強制捜査というやり方は民主主義を危うくすると考えて

いる」「こじつけたような理由で検察権力の発動は非常に公正を欠くと思う」と

語り、検察当局と真っ向から対決する姿勢を前面に出した。

　「政治資金に関してはすべてオープンにしている。収支を全部公開しているの

は私だけではないか」と胸を張る場面もあり、「起訴などないと信じております」

「遠からず嫌疑は晴れると信じている」とも語った。

　記者から「世間に動揺を与えたことに、謝罪の言葉はないか」と質問されると、

「何度も何度も申し上げたように、何らやましいことはない。今おわびする理由

は見あたらない」と不満そうに顔をしかめながら、語気を強めた。



＝法務・検察幹部／小沢氏会見に反論の声「事実の説明ない」＝

矛先を向けられた法務・検察幹部からは「疑問に答えていない」という声が上
がった。


　西松建設側からの献金をめぐり公設第１秘書が逮捕された小沢一郎民主党代表
が３月４日午前行った記者会見について、法務・検察幹部からは同日、「事実説
明というより、検察批判をしに来た感じだ」といった反論の声が出た。

　法務省幹部はテレビで記者会見を見た。「事実関係を全く説明せず、認識（の
違い）の問題にしてしまっている」と疑問を呈した。

　ある検察幹部は、不公正な検察権力の行使と批判されたことに「そんなことを

やるわけがないし、できるわけもない。何があってどう国民を欺いた事件なのか。

あくまで実質の問題だ」と反論した。　

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・麻生太郎総理の動静（平成２１年３月４日）・

9時34分、総理公邸発。
9時36分、執務室。

9時37分から10時12分まで外務省の藪中三十二事務次官、斎木昭隆アジア大洋州

局長、経済産業省の望月晴文事務次官、岡田秀一通商政策局長、豊田正和内閣官

房参与。

9時21分、総理官邸発。23分、国会着。25分、参院第1委員会室。
9時32分、参院予算委員会開会。

10時43分、参院予算委散会。44分から45分まで、自民党の岩永浩美参院予算委筆
頭理事。

10時48分、国会発。50分、総理官邸着。
10時51分、執務室。

10時52分から11時27分まで緒方貞子国際協力機構（JICA）理事長。佐々江賢一郎
外務審議官同席。

10時29分、特別応接室。古河桃まつりの親善大使「桃むすめ」が表敬。
永岡桂子自民党衆院議員、白戸仲久茨城県古河市長らが同席。

10時37分、執務室。

10時46分から54分まで漆間巌官房副長官。
10時59分、執務室を出て首相会議室。

＜午　後＞

0時46分、首相会議室を出て執務室。
0時53分、総理官邸発。54分、国会着。56分、衆院本会議場。
1時2分、衆院本会議開会。

2時8分、衆院本会議散会。11分、国会発。

2時15分、東京・永田町の来栖ビル着。個人事務所で原稿整理。

2時28分、同所発。34分、総理官邸着。
2時35分、執務室。

2時36分から3時5分まで東順治公明党副代表。

3時16分から0分まで、河村建夫官房長官。

3時41分から4時3分まで外務省の杉山晋輔地球規模課題審議官、経済産業省の鈴
木正徳産業技術環境局長、環境省の寺田達志地球環境局長。

3時4分から27分まで大庭靖雄総合海洋政策本部事務局長。
　
4時30分から52分まで白井克彦早稲田大学総長、長田豊臣立命館理事長。

5時33分、大会議室。タランギ太平洋諸島フォーラム（PIF）議長。

6時9分、同室を出て11分から同12分まで官邸玄関前でタランギ議長を見送り。

6時13分、執務室。
6時43分から48分まで報道各社のインタビュー。

記者団の「一般論として、政治とカネの問題をどう考えるか」の問いに

「こういう問題がいわゆる政治に対する不信につながる、カネの話が政治に対す

る不信につながるというのは大変残念なことだと思います」。

6時49分、総理官邸発。
6時56分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニガーデンコート着。

日本料理店「千羽鶴」で菅義偉自民党選対副委員長と食事。
　
8時36分、同所発。40分、ホテル内の「バー・カプリ」で鴻池祥肇官房副長官。


10時8分、同ホテル発。16分、総理公邸着。

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・午前６時、起床。新聞のチェック。メールのチェック。
・うめ子ちゃんの散歩。風呂。朝食。

・午前９時３０分、永田町取材。

・本日の歩数　１２，８５３歩。