今回は、アラミス大活躍!
スペイン王を倒せと予言する少女と信奉する民衆たち
勝手に野宿して、村を作ってますけど、
スペイン憎しが高じて、スペイン人を私刑するって、やり過ぎじゃん~
おかげで、ミレディとお楽しみの真っ最中だったルイが
「面倒な仕事が増えた!」って怒ってます
リシュリュー卿が生きていたら、万事お任せできたのにね~
<アラミス>
教育係に愛してる?と尋ねられて「好きだ」とかわすアラミス
だって、教育係に近づいたのは、王太子に近づくためだものねー
その名うての女ったらしっぷりを買われて、
エミリのスパイ役に抜擢!
ほんと、女の扱いに慣れたイケメンは、便利だね~
自分の心を偽るのだって、お手の物
嘘はついていない、本当のことを言っていないだけ です
そのおかげで、エミリの村から王妃を救出したし、
怪しげなスープも手に入れたし、
エミリに恨まれることなく事態を収拾したし、
ほんと、アラミス大活躍!
あ、他の銃士もちゃんと活躍してた
ポルトスは前回助けた将軍から多額の遺産をもらって困惑してるし、
アトスはエミリの薬抜きを担当
ダルタニアンはスペイン大使が罠にかかったことを知って、知らせて、
隊長は大使暗殺を防げなかった咎で、平銃士に降格!
<エミリ>
ジャンヌ・ダルクみたいだけど、信仰のために火あぶりになるのは嫌って
ある部分は普通の女の子
冴えないいじめられっ子が、特殊能力で祭り上げられてしまって、
調子こいてたら、引き際がわからなくなった……んだよな
神に祈れば、銃や大砲からも守ってくれるって
そこまで万能だったんだ、この時代の神って
信仰ってすげー
味方で理解者と思っていた母親が、
金銭的に利用するためにヤク中にしてたと知っても、
母親に悪魔と罵られても、許せるエミリは、本当に信仰の厚い人です
ま、あの場で母親が死んだからよかったけど、
そうじゃなかったら、騙っていたエミリも殺されかねなかったよね
それにしても、体から麻薬を抜くのに、ワインを与えて
マイルドなアル中にしながら、徐々に抜くんですね
今なら、トランキライザー漬けにするみたいだけど、
一気に抜くと、ヤバいんだろうなぁ、怖いな
<ロシュフォール>
もー、王妃への歪んだ愛が行き過ぎて楽しい!
王太子の教育係とアラミスのお楽しみをネタに脅して、
王妃の行動を全部教えろって!
今なら、ストーカーですよ!!!
枢機卿とミレディの関係を調べるために、
聖職者を愛人ネタで脅す
しかも、正妻の他に愛人三人、子供もありって
よく調べたもんだ
自分を殺そうとした娼婦は、絞殺して、耳を削ぎ落とし、
耳は首謀者のスペイン大使に送りつけ、
スペイン大使は、ミレディを脅して毒殺
つーか、馬車を銃士隊の隊舎まで持ってくるとか、
ちゃんと馬車を確認してから出発するとか、
銃士隊がちょっと頭を使ったら、失敗する方法だったのにね
ロシュフォールの封蝋の権威はさすがです
<王妃>
フランス王妃になっても、祖国はスペイン
敵国との政略結婚は、スパイを送り込むのと同義です
自分はアラミスを愛しているけど、
王を夢中にさせているミレディには嫉妬
女心だな~~~~
だからって、エミリと直談判しに行くのは、世間知らずとしか。
あそこにアラミスがいなかったら……
おかげで、侍女の目も気にせずに、キスできてよかったw
コンスタンスに見られたけど、脛に傷持つ者同士だから、OKです
でも、アラミスとのことがロシュフォールにバレたら、
愛が憎に変わりそうで怖い~
<スペイン大使>
大使としてはスペインの国益第一だけど、
ロシュフォールの脅しを察して、大使返上を申し出る引き際の良さ
もうちょっとで祖国の完熟オレンジを食べられるところで、
ロシュフォールに負けた!
この人の傲慢で高飛車なところが好きだったんだけどな~
退場、残念です