原作を買おうかなと思っていた矢先の実写化です
事件は、他殺に見える自殺の連続発生
被害者は殺人事件の犯人だったり容疑者だったり、
自分が殺したのと同じ方法で死んでるので、
被害者の関係者による殺人か? となりますよね
死ぬまで首を絞める
心臓を三回も刺す
机の角に頭をぶつける
どれも、自殺しようとしても、どっか無理がある方法
生存本能を凌駕した自殺ですが、自殺には事件性がないわけで、
これがクールを通しての事件になるんでしょうか
自殺衝動のスイッチはどこにあるんでしょうね
催眠暗示? となると怪しいのはメンタルクリニックの院長ですが……
今回のお目当ては、主役の波瑠、
脇に要くん、渡部篤郎さん、
刑事じゃないけど、林遣都くん、しかも眼鏡!!!
波瑠と林遣都くんのツーショトが、美味しい!
あと、波瑠の同期で親友役の篠田麻里子が
あっさり殺されて退場なんて、びっくりです
それがきっかけで、捜査が進むんだけど、
貴重な女性らしい女性キャラがいなくなって、
画面が寂しい~~~~
<藤堂>
波瑠って目が綺麗だなぁ
前髪が下りると、せっかくの目力半減なのが残念
気配りのできる女性らしい内勤刑事は仮面で
都内で発生した凶悪未解決事件、過去十年分を記憶してる女性
一つのキーワードから、脳内データベースを垂れ流す
東海林に八つ当たりされても、疎ましがられても、パシリにされても、
へこまず、ニコニコ関わっていく藤堂
なんだけどーーー
殺人事件の写真を見て、嬉しそうに笑い、
友達の死体も冷静に検分する
感情が壊れてる感じがいいです
カプサイシン中毒は、味覚や痛覚を破壊し、
精神疾患発症の契機になると言われてるけど、
藤堂も壊れてるよな
スイッチが入る瞬間が見たいと言って、
容疑者を挑発して、殺人スイッチを入れさせて、
応援を呼んでいたわけでもないし、
自己破壊願望があるみたいだ
<東海林>
現場出たがり、引っかき回し、
上から目線のできない先輩キャラかと思ったら、
藤堂の怪しさを最初に見抜く鋭さあり
独自の情報屋を飼って、解決の為なら手段を問わない
けど、感情は最も一般人に近くて、激昂しやすい
だから、警視庁内では異端児なのか~
いつもふてくされて、やさぐれてる感が
私の中の横山裕くんのイメージと違って、なかなか新鮮です
「神の舌」の後に見たので、
題材はともかく、まっとうな作りの刑事ドラマに安心した