こんなに秀吉の老いを丁寧に書いたドラマがあったかと思うほど
だんだんと老いていく秀吉が怖い
<秀吉>
夜尿、薄くなるひげ、同じ話の繰り返し、
感情のコントロールができない、五感の変化
ちょっとした段差につまずく
少しずつ、呆けている描写が切ないなぁ
秀吉さまの老いを知らされて、
仕事を減らせと迫るねいさまと
拾から遠ざけたいと言う茶々さま
子がない妻は夫が大切
子がある妻は子が大切
そして、秀吉は拾が大切
何度も何度も、頼んだことを忘れて、拾を家康さまに頼む姿が哀れです
<真田家>
前回からまだお母さまの出自話を引きずっています
昌幸父さんの告白で、公家の娘ではなく、侍女だったことが判明
公家の娘と結婚しようと頑張ったけど、
なびいてくれたのは薫さまだけだったと……
息子にバラしたことがバレたら、殺されると怯える昌幸父さん
それにしても、うつけ者だらけの真田家です
婚姻直後に最初の妻のうめちゃんのことを持ち出すし、
信繁も「忘れられない」とか正直に言うし、
そういえば最初から正妻と側室を同時に娶ったし、
これじゃぁ、新妻も心労が絶えませんよ
城普請を任されている信幸兄さんが困り切っているのに
遊郭に行ったきりの昌幸父さんはあてにならず
太夫遊びが薫さまにバレて、なぜか詰問されるのが信幸兄さん
イライラして、元奥さんで癒やされて、寝所に戻ってみたら、
現妻に詰問……だったら、優しくしてやれよ~
素直になれない稲ちゃんの、突然のデレにびっくりした
信幸自身が好きじゃなくても、目の前で別の女性になびかれたら
正妻のプライドが傷つきますものね
さんざん昌幸父さんの尻ぬぐいをしてきた信幸兄さん
元奥さんと現奥さんの二人両方に、一度に子ができたらしいですが
これは吉兆どっちに転ぶの?
薫さまに浮気の尻尾を掴まれそうになった途端、
伏見城建築に熱を入れる昌幸父さん
横からいちいちツッコミを入れる薫さまも完全スルーして、
ようやく昌幸父さんが本気を出したので、
新しいお城も攻めにくく、いざとなれば一気に攻め落とせる仕様にw
地震が起きたら、一番に築城中の現場に駆けつけるほどになって、
これで出浦さまも安心して、諜報活動に専念できます
今回、はっきりしたのが
真田家第一の信幸兄さん
豊臣の家臣になってる信繁の違いですね
人たらし秀吉の近くにいたかいないかの差でしょうね
<みっちゃん>
深夜でも、秀吉さまの粗相の始末
ご苦労様です
寝小便布団を抱えて、廊下を歩き、
信繁に当直の家臣を部屋から外に出した隙に、
こっそり布団を交換するみっちゃん
家康さまに不審がられても、そつなくフォローして、
秀吉さまにも指摘して、自覚を促そうと頑張って、
地震が起きれば、真っ先に秀吉さまの様子を見に行って、
こんなに尽くしているのに、あちこちから責められてしまうみっちゃん
せめて大谷さまが傍にいれば、もうちょっとどうにかなっただろうに
大谷さまは病気で自宅療養中だものね
信繁も頑張ってるけど、やっぱり大谷さまじゃないとダメなんですよ
<きりちゃん>
すっかり北政所さまのお気に入りです
信繁は幼馴染みの気安さで喋るのはいいとして、
奥さんのはるさんにも同じ気安さで接するのはいいのか、どうなのか、
相手が怒っていないからいい……のかな?
この後のキリシタン弾圧を思うと、
きりちゃんが巻き込まれるのが心配です