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カテゴリ:大河ドラマ
前回、帰ろうとしたところで、帰宅した道長と遭遇したまひろ まぁ、道長の奥さんの家なんだから、通い婚の道長と出会っても不思議じゃないわな せっかくの倫子さまからのお話も断って かと言って、他に働き口があるわけでもなく 責任を感じた乳母が退職するって言いだしたじゃん 兼家が亡くなって、宣孝叔父さんが筑前の国司になった喜びの報の一方で まひろ父は泣いてる フラットな人だから、一時でも仕えた人が亡くなったら悲しいんじゃないの? 自分の出世を邪魔した奴がいなくなった、ヤッターーーな人じゃないと思う 農民の子に文字を教えて、文字が読めない不利を覆したいけれど その親から「一生畑を耕して死ぬんだ」 「文字なんかいらない」 「俺らはあんたらお偉方の慰めじゃない」 まぁ、金もとらずにやってたら、貴族の道楽と思われるわな 実際、文字を教えていいことしてる気になってるだけだし あの子も毎日、家の仕事をさぼって、まひろのところに来てたみたいだから 家族にしてみたらたまったもんじゃない そりゃぁ、親に折檻されて、仕事させられるわな 字の読み書きができても、働かなかったら食べていけないもの <藤原家> 兼家父さんがよぼよぼです 三兄弟を呼んで「出家致す」宣言 後継者は……道隆兄さん……だよねー 可哀想な道兼兄さん お父さんのために汚れ仕事を引き受けて来たのに 「お前のような人殺しに家を任せられるか」と言われてしまった それで花山院に薬を盛り、その女御と子供に呪詛したことを暴露 その短気さがダメなんだって 「道隆は何も知らずともよい。お前は真っ新な道を行け」 「道兼はこれからも家の汚れ仕事を担って兄を支えろ」 「それが嫌なら身分を失い、どこにでも流れて行け」 ここまで言われて 「おいぼれが、とっとと死ね」 と言っちゃう短慮がなければな~ そもそも短慮がなかったら、まひろ母を殺さなかったんだけどさ それきり参内しなくなった道兼兄さん お父さんのために頑張ってきたのに、心が折れちゃった 兼家父さんが危うくなって、四男の母が一生懸命息子の名前を囁いて 大きな後ろ盾があってもパッとしなかったのに、 道隆に代替わりしたらもう終わりだもんなぁ そんな兼家父さん、蜻蛉日記の一節を呟いて、心の交わりを示すって やっぱ教養人なんだよ 明子女王が必死に兼家父さんの呪詛をしてるし 安倍晴明も「星は今夜堕ちる」と言っちゃったし 庭に出て、三日月を見上げて、微笑んで、 赤く染まる月を見て、庭の端のたもとで倒れた 兼家への呪詛の代償が、お腹の子の命 子が流れたことは悲しいのかな それとも、兼家の血を引く子だからやれやれなのかな 参内せず、酒を飲んで、遊んでいる道兼に 正室も見切りをつけたよ! 娘はとっくに屋敷から出して、他の男と夫婦になるって! 父親の喪にも服さず、仕事もせず、どこもいいところないもんな でも、道隆兄さんも、若干17歳の息子を蔵人頭にして 周りから総スカンを浴びてるし 兼家父さんほど策士っぽくないから 早々に足元掬われるんじゃないかな <一条帝> 双六をして、女御の定子と遊んでいただけなのに 詮子母さんからは「見苦しい」って いいじゃん、夫婦なんだからイチャイチャしても それに一条帝はまだ子供だよ? 子供らしく遊んでてもいいじゃん <ロバート秋山実資> 身分が高くて、若い奥さんをもらってた! 先妻に可愛く焼きもち焼くし、 イチャコラしてくれるし、 まひろよりずっといい奥さんじゃん! <清少納言> まひろと五年ぶりの再会 五年の間に、父が肥後で亡くなったことを後悔 「都にいないと取り残されてしまう」 文化の最先端にいないと、あっという間に取り残される不安 道隆主催の和歌の会に呼ばれて、 自分たちは妻選びの賑やかしとの自覚してる賢さ 志もはっきりしていて 「宮中に女房として出仕して広く世の中を知りたい」 この「世の中」は貴族社会と政の世界 貴族以外の民は目に入っていない、いかにも平安貴族 その志のために「夫を捨てる」 「息子も夫に押し付ける」 「私は私のために生きたい」 あぁ、ここまで来たら清々しい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
千菊丸2151さんへ
女は奥に控えて……という時代に清少納言の上昇志向の清々しさに完敗です でもまだ4月です。藤原家の栄華もまだまだこれから極めていく途中なんですよね ここから兄弟間での争いや他の貴族とのドロドロがあるかと思うとほんとワクワクしますね (2024.04.09 23:17:41) |