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(旧)ぐりぐり寺 寺だより

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2011年11月26日
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江戸東京博物館 12月11日(日)まで
「世界遺産 ヴェネツィア展」

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隅から隅までヴェネツィア尽くし!ヴェネツィア三昧! な展覧会でした。
絵画が多いですが、ヴェネツィアングラス、陶器、豪華なドレスに帽子に靴、バッグ、シャンデリア、地図に地球儀・・・などなど、贅沢な暮らしを思わせる品々が色々ありました。

展示品は15世紀末から18世紀ごろまでのものです。ヴェネツィアが海運業で大もうけしていたころ。
何百年も前の絵画に描かれた教会や広場が、現在も同じように残っているのがすごいです。
今行っても、変わらぬ景色を見ることができるなんて素晴らしい♪

教会、橋、広場、海、運河、ゴンドラ・・・
この展覧会を見終わった後、ヴェネツィアに行きたくなること間違いなしです。
あー、行きた~い(~△~)。


特に記憶に残っているのは、豪華なヴェネツィアングラスのシャンデリア、巨大なドアノッカー(ドアの表に取り付けて、外からコンコン叩いてノックするもの)、竹馬のようにかかとが高い靴、そして「二人の貴婦人」という絵です。

2m以上あるシャンデリア、顔より大きいドアノッカー。
どれだけ大きなお家にあったのかしらん。

かかとが高い靴、というのはサンダルの下に上げ底がしてあるようなものでしたが、上げ底の高さが半端ではありません。50cmくらいありそう!
身長が0.5m高くなる!? ちなみに女性用です。
こんなサンダル、レディー・ガガくらいしか履かないのでは・・・。
説明によると「目立つことが優秀とされた時代」だったそうで。


「二人の貴婦人」は謎めいた絵です。
絵の中に左向きの女性が二人座っています。
画中に色んな生き物が出てくるけど、女性たちはどれも見ておらず、画面の左の外をじっと見つめているもよう。
視線の先、絵は唐突に終わって、途中で切断されたかのようです。

絵には、左だけでなく、上にも続きがあって、上側が20世紀に発見されたそうです。
詳しくはこちら

左側はどうなっているのか、何があるのか・・・気になりますねー。

画中の女性が特別美人ってわけでもないんですが(^^;)、不思議と吸い寄せられるような魅力がある絵で、長い時間絵の前に立っていました。
作者のカルパッチョという画家は、イタリア料理のカルパッチョの名前の由来になったと説明文にありました。
赤い生肉やマグロが、赤の使い方が独特だったこの画家を連想させるからだとか。


展示会場の出口を過ぎるとミュージアムグッズが売られているわけですが、さながら百貨店のイタリア物産展のよう。
展覧会グッズよりも、ヴェネツィアングラス製品やムラーノ島レースやフィレンツェのコスメなど様々な特産品が所狭しと並べられております。
展示を見てすっかり現地へ行きたくなっていたところなので、熱心に見てしまいました。





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最終更新日  2011年11月26日 16時19分32秒
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