４５才からのぐうたら生活

疲れたぁ～。
今日は、午後から病院へ出かけた。
途中、義母のアパートで箪笥を漁って、持ってきてと言ってた物を適当に紙袋に突込む。
なんか、あまり、いいのが無い．．．買った方がいいかなぁ．．．。

病室へ．．．うっ。
なんだこりゃ。

ベットが窓際にくっつけられて、足下にはセンサーマット。
まさか、お義母さん、徘徊してるの？！

と思ったら、あまりにも元気で、１人で勝手に歩き回るから敷いてあるとの事。
まだ車椅子の許可しか出ていないそうで、看護師さん苦笑い。
（たぶん、言う事聞かないんだろうなぁ^^;）

本人の申告によると、本日、朝飯の後、１人で流しへ行って歯を磨いて、
暇なもんでウロチョロして公衆電話を発見、知人に電話をかけてる所を看護師さんに見つかって、連れ戻されたそうだ。

「放っといてくれればいいのに．．．」

と言うが、そうはいかないんだよ。
本人、もうすっかり元通りな気で、退院すると言い張っているが、
何度も話して聞かせた事を、まるで覚えてない事からして、おかしいんだから、本人が正常と思っていても、大人しく言う事聞いてないと、また、おかしくなる可能性があるからダメと窘める。(--;)

もう、暇で暇で仕方がないようで、ベットの上のゴミ屑を取ったり、テーブル拭いたり、頭にタオル巻いたり取ったり、ベットの上に寝転んだり座ったり、ちょっとも落ち着いていない。

この親にして、あの子あり。
うちのバカに全く落ち着きが無いのは、きっと、この人の遺伝子だな。

確かに元気だわ．．．。
周囲から完璧に浮いている。

今日から店に出れんじゃねぇ？
と思ったが、やっぱりちょっとおかしいので、ダメなんだろうなぁ。^^;

自分で枕にタオル巻いて、頭にも巻いて、靴下も履き替えてるし、
まあ、なんつーか、もう、ほんと、大丈夫なんじゃね？
と思わずにはいられない。

そんな、ヒマヒマ魔人な所へオイラが現れたもんで、格好の餌食っす。

「あ、ねぇちゃん^^」

から始まり、周りのご老体がどーで、看護師さんがどーの、
担当の先生なんか見た事無いって、ウソつけ！
何度も会ってるよ。
アンタが覚えてないだけ。(--;)

でもって、Ｔシャツ、ナニ？
叔母ちゃんに頼んで買ってきて貰ったぁ？
もう、だったら、持って来い言うな！
と怒ってみてもしようがない、まともじゃない人に何を言ってもムダだ。

え？靴下は、コレじゃないの？
ん～、ゴムの緩いの選んで持ってきたんだけどなぁ、だって、お義母さんが言ってた靴下、箪笥に入ってなかったよぉ～。
どこ？どれ？と、しつこく聞いて、仕方ない、また漁ってくるわ。(--;)

見舞金を貰ったと言うので、預かって。
お返しをどうしようとか、色々、話して、たぶん明日には忘れてるかもしれないけど、取り合えず言いたい事言って、義母の生活態度に、ちょっと小言も言って。

「明日は、用事あるから来れないかんね」
「うん、分かったよ^^」
「じゃー、またね」
「うん、ありがとね～」

ハイハイ、お願いだから、看護師さんの言う事聞いて、大人しくしてて下さい。
センサーマット跨いで、どっか行かないよーに！
なまじ元気になったもんで、しかも自分はもう治ったから大丈夫と思ってて、加えて好きに動けちゃうから、始末が悪いんだろうな。

「トシでボケてんだか、頭いじっておかしいまんまなのか、判別つかないよ」

と言ったら、笑ってた。
ほんと、どっちか、分かんなくなってきてる。

人の言う事なんか、まるで聞かないもんで、一応、ちゃんとしないと離婚するぞと脅しといたけど、まあ、どんだけ効果あるか。（←たぶん無い）

人の事はいいから、自分の為に、自覚を持って生活してください。
と思いつつ、どっぷり疲れて家路についた。

明後日は、義母の趣味の道具を持って行って、暇潰しさせようと思う。
頼むから、自分で勝手に判断しないで言う事聞いて欲しい。
あと迷惑だから他の入院患者に、ちょっかいかけないで！

オイラの小言は止まらない。

「ねえちゃんは、神経使いすぎて、おかしくなったんよ」

って、オメーのバカ息子のせいだろがっ！！
親子揃ってバカで脳天気、だからオイラは気苦労が絶えないんだよ。(--;)

頭にホチキス付けたまんまなんだから、気をつけてよ。
と再度、言ってみても、まあ無駄だろうなぁ．．．。

ふと、点滴しなくなったのって、元気すぎるからだろうか？
なんて思った。

まさかね。^^;

このまま順調に、いきますように。