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45才からのぐうたら生活

45才からのぐうたら生活

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2012年01月28日
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カテゴリ:猫と動物
原因は老衰。
年明けくらいから食べなくなって、便秘になって、
更に食べなくなって、医者へ行き、点滴やら浣腸やらで
少し回復したけど、また食べなくなり、同じです。

やっぱり歳なんです。
何をやってもダメなんです。
それは歳だから、寿命だから。

いたずらに苦しめてはいけない。
逝くタイミングを逸すると、とても苦しい。

私は施設で働いていました。
年を取った人が、どう亡くなっていくのかも見て来ました。
過去に動物も飼っていました。

ある人が、私に言いました。
息が苦しいけど、病院には連れて行かないでくれ、
行けばまた生き返っちまう。
苦しいんだ、退院してくる度に弱ってって、どんどん苦しくなるんだ。
もう歳なんだよ、とっくに死んじまってるはずなんだがなぁ。

今どきの医者は、死なせてくれねぇ、命だけ取り留めたって仕方ないんだよ。
命だけあったって、こんな苦しくちゃ、尚苦しい、苦しいだけなんだ。
だから頼むよ、具合悪いって看護婦に言わないでくれ。

元々、心臓の悪い彼は、ハアハアと息をつきながら、トイレに立ち
夜中に人に迷惑を掛けながらトイレなんて、情けないと、これ以上苦しみたくないと。

でも、報告しないわけにはいきません。
たとえ私が見逃したとしても、職員の誰もがすぐ気づきます。
気をつけていますから。

介護は大変だ、大変だ言われますが、
やった事ない人は、何がどう大変なのか理解できないでしょう。

何でももそうですが、現場に立たなきゃ分からない事が、山ほどあります。

命と向き合うのは、医療関係者だけではありません。
むしろ、同じレベルで戦う人の方が、何倍も苦しく悔しいのです。

介護をして、医者が大嫌いになった。
何で、もうダメですって言えないんだろう、誰が見てもダメなのに。
医者が匙を投げてくれたら、こっちだって諦められる。

そう思わずには、いられないのです。
動物なんて、尚そうです。

17年、もうちょっとで18年。
猫の寿命は、とっくに超えて、今まで元気にしてたのが不思議なくらい。
見てくれも、老猫って感じじゃなくて、誰に言っても「ウソー、これでぇ?」
と言われるくらい、ふわふわのテカテカでした。
特に病気もせず、数年前に1度、風邪を引いて、医者のお世話になったくらい。

だから、20年以上いくんじゃないかなんて話していました。
それが今年になって、おかしく...。
やはり少しずつ、どこかしらが弱っていっていたんでしょうね。
動物って、そうですよね。

医者に行った時、点滴と便を出すための浣腸だけしてくれました。
便は、入り口付近に固まっていて、そんなひどい便秘という事でもなく、
ちょっとしか食べてないので、そんなに便なんかあるワケありません。

冬は、食欲が落ちます。
ちょこちょこ食べて、日がな1日中寝てという生活。
春頃から、どうしちゃったの?
ってくらいガツガツ食べて、おねだり、おねだり。
そんな子です。

でも、全く食べないことはありませんでした。
食欲が落ちても、大好きな海苔やら、鶏肉は食べました。
それも食べなくなり、もう目も半開きで、ヨタヨタと、白湯だけ飲みに行った帰りに用を足し、昨日まで、結構飲んでた白湯も、ぺろぺろ舐めるだけ、おしっこも、ごく少量。
それでも、トイレに行こうとします。

漏らしてもいいよ、と言っても、よろよろ行きます。
今朝は、何とかトイレに入ったものの、出る力が無くて、その場でヘタリ込み、
出そうと思ったら、自力で出た途端に倒れました。

眠って、眠って、1時間半くらい眠って、座れるくらいまで回復します。
ちょっと座って、撫でて貰って、うれしそうに目を細めて、また横になります。
その繰り返し。

その合間に、ちょこちょこ仕事の店長。
仕事中は、集中しなくちゃ、笑顔で普通に接客です。
つらいなぁと思いつつ、でも、このタイミングで自営業になっててよかったです。

これが仕事行ってたら、と思うと無理です。
どこで倒れ込むかわかりませんから。
ここひと月の事で、もう心の整理はついてるけれど、
最後は一緒に居たいのです。

明日は、試験です。
開業準備諸々で、全く勉強していません。
正直、行っても無駄だと分かっていますが、行きます。
私が居なくても、家族がいるから大丈夫。

誰もいない事が問題なのです。
17年も一緒に居た子を、ひとりぼっちで死なせたくありません。
側に付いていなくても、家の中にいる事が大事なのです。

たとえ、仕事中に逝ったとしても、それはそれでよいのです。
それでいいと思います。





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Last updated  2012年01月28日 10時24分21秒
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