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45才からのぐうたら生活

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2012年01月29日
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カテゴリ:猫と動物
今日の午後、有希が逝きました。
私が、介護福祉士の午後の試験を受けている頃です。

午前中は会場に来て、私の足下に暫く座っていましたが、
午後からは、現れなかったので、昇っていったなと思いました。

寝床の中で、もう1匹の猫が添い寝したまま、息絶えていました。
ペット用の温熱シートと添い寝のせいか、普通に温かくて、
でも何度、声をかけても、体を触っても、何の反応もありません。
息もしていません。

2匹は、いつも一緒に寝てましたから、何度、離しても、気づくと一緒に寝ていて、猫は、死にそうだからとか、そんなの関係ないんですね。
有希が寝ていると、ズカズカと入っていって、半分押しのけて、
有希は、仕方ないなぁ、と言う顔をして、自分の寝床を半分譲ってましたから、
弱ってからも一緒で。

完全に死んでるのを確認しても、やっぱりまた息をするんじゃないかと、暫く座布団の上で様子を見たりして、いくら待っても死んでるんだよと言われても、分かってるけど、やっぱりもう1度。

よくがんばったと褒めながら、ブラシをかけて、シーツを敷いた箱に入れました。

なかなか箱の蓋を閉められませんでしたが、
最後の別れを言い、蓋を閉めました。

明日の準備しなくっちゃ。
掃除して洗濯して、昨日の夜にしたけど施術部屋をもう1度掃除して、家中掃除して。

今まで2つあった物が、これからは、全てひとつになるんだと思うと、心づもりは出来ていても、やっぱりすごく寂しい。

もう、さんざん泣いて、悩んで、気が狂いそうになりながら仕事して、
医者へ行って心の整理をつけて、やっと楽になれた有希を見てホッとして、でも寂しくて。

もう1匹は、何事もなかったかのように、温風ヒーターの前で寛いでいます。
蓋を閉めた箱の上に乗ったり、何も気にならない様子。
いつも寝てる座布団が無いから、仕方なく新聞紙の上に座ったりして、まだ、この子がいてくれるから、少しはいいんだとも思い直し、洗い物を片付けて。

大好きな海苔を入れてやらなきゃと思って、少しだけ箱に入れました。
すごく綺麗な体を撫でて撫でて、ふわふわで柔らかい毛並み。
寝てるみたいだけど、とても冷たい体。
大好きだもんね、海苔とモンプチ。
最後に食って行け。

最高級の海苔だぞ、モンプチは、箱の上に供えて。
缶は燃えないからダメだもんね。

前にお世話になった、お寺に電話して、明日、埋葬しに行きます。
ペット用の共同墓地があるんです。

明日は、定休日だけど朝イチに予約が入っています。
先週、来て頂いたお客様が、フーレを気に入ってくださって、もう1度、今度は長いコースをやりたいから日曜にとの事だったけど、試験日でダメで定休日に店を開ける事にしていて。午後からは休業します。

寂しいけれど、気持ちの整理はついているので、
冷静に仕事が出来そうかな。

過去の自分を鑑みると、これから暫くは、ことある毎に泣くんだろうなと。
だって、寂しいのは仕方がありません。
恋しいのも仕方ないでしょう。
17年と数ヶ月、チビの時からミルクあげて、離乳食作って、トイレ教えたり、爪とぎ教えたり、お漏らし片付け、ゲロを片付け、トイレの度に飛び散る猫砂、そこらいっぱい毛だらけで、掃除しても掃除しても、1時間後には元通り、もういいや!とヤケになり、毎日、毎日、そんな事をしてきたワケですから、仕方ありません。

明日から、全てが1匹分。
ゴハンもトイレも、お気に入りの場所も。
ブラシもいらなくなっちゃうね。
ニャンコハウスもいらないか。
モンプチどうしようね、大クンは食べないんだもんね。

猫は1匹ずつ、性格が違うから、好みも違うし使う道具も違います。
ブラシは長毛種用、短毛の猫には使いません。
ニャンコハウスに入るのは、有希がいる時だけ、一緒に寝ようと強引に押し入って行くけど、自分だけの時は入らない。

そんな事を考えていると、切なくなるし、寂しい限り。
もう呼んでも、走って来ないし、どこにもいない。
どっかから帰ってきても、おかえりって言ってくれない。

これが堪えるんだよ。
きっと、実体が無くなっても、残った毛を見つける度に、涙するんだろう。
そうやって浄化していくしかないんだ。

泣くのを我慢してはいけない。
ちゃんと泣かないと、いつまで経っても悲しみは消えない。

こんな時は、外で仕事をしている方が、気が紛れていいね。
前の子は、帰って寝るだけの多忙な時に逝ってしまったから、
たまたま休日だった時、逝ってしまったから。
家に帰る度に涙していたっけ。

今は、家から消えないにおいを感じる度に、寂しくなるんだと思う。
痕跡の消えるその日まで。





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Last updated  2012年01月29日 20時03分02秒
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