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カテゴリ:健康
専門家向けのメールマガジンを読んでいたら、
驚きの記事を発見しました。 米国の看護大学を卒業後、 現地でナースプラクティショナー(NP)をしている方の記事でした。 彼女は14歳で親の転勤で米国に行くことになったが、 その頃母親が「アメリカでは、死んだ金魚をトイレに流すんだって」 と言ったとか。 それから16年間、米国での生活を通して言えるのは、 確かにアメリカでは色々なモノとトイレに流すということだとか。 寮のルームメイトは、 食べ残しや使用済みのコーヒーの粉などをトイレへ。 そして長年の疑問を解消すべく、友人達に 「ペットの金魚を、死んだ後に、トイレに流したことある?」 と恐る恐る聞いてみると、 多くの友人は肩をすくめて「あるよ」と返答したと言うのです。 え~~~?!!!! 驚きました。 金魚をトイレに流すなんて発想がなかったので本当にビックリです。 でも、それだけでは終わらないのです。 それから数年後、彼女が看護学生をしている頃、 「子供がゴミ箱から拾って食べたりするのを防ぐために、 使わなかった薬は必ずトイレに流すように患者さんに指導しなさい」 と教わったと言うのです。 モルヒネ系の薬の一部は、悪用されるのを防ぐため、 そのような指示がパッケージに明記してあることもあるのだとか。 彼女が知っている病院や介護施設では、 不要になった薬や期限の過ぎたサンプル薬などは大きな箱に集められ、 看護師がトイレでひたすら流していたと。。。。 実際、昨年2月の米国Associate Pressの報告では、 米国では毎年約11万トンの薬剤が病院や介護施設によって 下水に流されているとされている。 さすがに、これはまずいと思ったのか、 2009年10月にはアメリカ政府のOffice of National Drug Control Policyが、 悪用される恐れの高いモルヒネ系などの薬を除き、 「不要な薬をトイレに流さないように」 という画期的なrecommendationを出したそうです。 しかし今まで、生態系に良からぬことを起こすかもと 誰も思わなかったのでしょうか? 特にホルモン系の薬剤が野生の魚や蛙などへ及ぼす影響も言われていますし、 人に対しても、何らかの影響が人に出ないとも言えません。 2009年8月には「下水処理水にタミフル成分 鳥飲み耐性化の恐れ…京大分析」 なんてニュースもありましたよね。 人が服用したタミフルの約80%はそのまま尿中に排泄されると言われており、 実際、インフルエンザ流行期に、治療薬タミフルの成分が 下水処理場から河川に放流された排水中に含まれていることが判明。 下水処理場から出た排水の温度は冬でも15度前後で鳥が集まりやすく、 鳥インフルエンザに感染している水鳥がこの水を飲んだ場合、 ウイルスがタミフル耐性になる可能性が指摘されていました。 一度人間が飲んだ薬でさえ、 排泄されたものが、鳥に影響を与え、 もしかしたら人間の感染症に重大な影響を与えるかもしれないのに。 そのまま流してしまうなんて。 お~~~、なんて恐ろしい。 やっぱり国産のものが一番安全! と思ったのは私だけでしょうか? ←応援の”ぽちっ”お願いします♪ ?位です(感謝☆) メルマガ『サプリメントテラピー♪あなたの食事ケアしましょ』 発行しています♪バックナンバーはコチラへどうぞ。 まぐまぐからの発行です。ぜひ登録もして下さいね~ 「メディカルウーマン」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.06.07 14:56:45
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