|
カテゴリ:栄養・レシピ
最近は、高齢の方の健康チェックをさせて頂く機会が多いのですが、
食生活を気にしている方、結構いらしゃいます。 でも運動もしっかりしてるよ!という方はとても少ないように感じます。 さて「健康寿命」という言葉をご存知の方も多いと思います。 健康で支障なく日常の生活を送れる期間 (平均寿命から介護や寝たきりの期間を引いたもの) が「健康寿命」となります。 この健康寿命をいかに伸ばしていくかが、とても大切なことになりますね。 そんな中、約1万人の高齢者を調査したところ、 健康的な生活習慣を多く取り入れている人とそうでない人では、 最大2年余りの差がみられた。 という、高齢者を9年間調査した結果を、 2017年に厚生労働省の研究班が発表しました。 調査は2006年12月、宮城県大崎市で65歳以上の住民に 生活習慣などに関するアンケートを行い、9746人について、9年間追跡したもの。 調査で「健康的な生活習慣」としたのは、 ◆非喫煙または禁煙して5年以上 ◆1日の平均歩行時間が30分以上 ◆1日の平均睡眠時間が6~8時間 ◆ 多めの野菜摂取 ◆ 多めの果物摂取 ――の5項目。 これらの生活習慣の実践数と、 死亡または要介護認定を受けるまでの期間の関係を調べたのです。 その結果、実践数が0~1項目だった人と比べた健康寿命の差は、 2項目ある人は11.5か月、3項目だと17.4か月、 4項目だと23.9か月それぞれ長かった。 5項目すべて行っている人では25.4か月(約2年間!)にまで差が開いていました。 日頃の食事、運動、睡眠の習慣を整えることはとても大切ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.03.02 15:42:59
コメント(0) | コメントを書く
[栄養・レシピ] カテゴリの最新記事
|