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カテゴリ:タイ料理あれこれ
「超大型台風」さまは呼んでもいないのに訪れにきた。しかも、ごゆっくりの歩みは大変な迷惑ですよ! 先週のあまり暑さで、外へ出たくない。食べたいおやつをつくることによって厳しい蒸し暑さをわすれるひと時の空間に入った。それは、簡単ですぐにもできるものの「タウフアイ」のクールバージョン。タイ太郎のオリジナルです!
バンコクの昔、にぎやかな朝市や、街頭等に中国人の屋台は人溜まり場となる。「パトンコー」(揚げ麦菓子)やさん、あったかい豆乳やさん、カーウカームー(煮込み豚肉ご飯)やさん、タウフアイ(ショウガ湯豆腐)やさん等々。 どれでも好きで朝市は楽しいし、美味しいものがいっぱい。 どの朝は元気がなさそうに、風邪気味や食欲がなさそうに見えると、登校する前に必ず親たちにタウフアイ(生姜湯豆腐)を食べに連れされていく。だから、子供の時からはこのショウガ湯豆腐は「印象深い」メニューの一つになった! 「ショウガ湯豆腐」屋さんは、保温効果がある深めの木製盥(たらい)に入れた木綿豆腐、この豆腐をスプーンで適度な厚さに切りながら掬ってお椀に入れ、黒砂糖(粉状)を豆腐の上に1さじかけ、注ぐ口から湯気が立つやかんからショウガ湯を注ぎ、最後は細めのかりんとうを鋏で切って豆腐の上に盛り出来上がった手際の速さで渡してくれる優しい笑顔の華僑おじいさん。この一杯は25サタング(1バーツ=100サタング)だった。 この風景は、50数年経った今だ新鮮に記憶に残っている。印象的なスローライフだった。平和的、ぬくもりを感じる社会。人々は助け合える社会、信用し会え、安心安全な社会だった。 このショウガ湯豆腐を、再現した。しかし、蒸し暑い日には、「クール」バージョンに変えてみました。ショウガ湯を冷やして、豆腐も冷やして、ガラス容器も冷やす!よくひやしてから盛る。
やっぱりクールバージョンもおいしい!豆腐のその優しさ、ぬくもりが!かりんとうのパリットした食感はまた激しい励みになる!ショウガ湯のショウガの辛さは体内の血行がよくなった感じさせた。 元のホットバージョンでもなおいい。熱い日こそ、熱いショウガ湯は血行促進し、汗をかかしてくれる。その後、深い快感が体内から湧き出る!是非お試し!
約30年前までこのような「タウフアイ」屋さんがみられるが、以来はその姿が消された。売る人はいなくなった。昔の人しか手つくりできないからです。現在人はあまり食べないし、結局「商売にならない」で自然消滅したでしょうか。非常に残念です。 ショウガ湯は、日本で売っているパウダー等にはあまりこのメニューに会わない。葛が混入したあるので豆腐の味が鈍ってしまうからです。できれば、生ショウガをスライスしてお湯で煮出したものの方が、ショウガの辛さ(効き目)とさっぱりしたショウガ湯になる。(少々黒砂糖入れてもいい。好きな甘さにしてください。しかし、かりんとうは結構な甘さがあるので、適当な甘さのあるショウガ湯にしてください) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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この美味しそうなお菓子?は暖かくして頂く物なのでしょうか。なんだか懐かし味がしそうですね。
私がバンコクに滞在する時にはどうしても屋台の物を避けるので、いつも本当のタイらしさを味わっていないような気がして少しさみしいです。 私はバンコクで不動産の販売や賃貸物件の仲介をしているバンコクファインダーという会社のホームページを作っている者です。タイ太郎3さんのブログとリンクの交換をさせていただけないでしょうか。もし前向きにご検討くださるのでしたら、メールを頂けると光栄です。読んで頂きありがとうございます。 今日も良い一日になりますように。 http://thaicondo.jp/ http://aimiyo.com/ yoko@aimiyo.com (2011.08.25 05:13:47)
葉子さん
ありがとうございます。これは普通は暖かくして頂く物です。本当に屋台ものは本物の味が多いです。庶民の普段食べている味ですね。レストランやホテルでも本格的な、こだわりのところもありますけれども。 ここのブログとリンクはかまいませんが、あまり活発ではないブログなので、あまり役立ちにならないでは。。。 リンクの作り方を教えてください。どちらのページに使いますか? http://thaicondo.jp/ http://aimiyo.com/ どうぞ、よろしく。 タイ太郎 (2011.08.30 19:45:20) |