テーマ:徒然日記(22706)
カテゴリ:カテゴリ未分類
もう寝ようかとランタンの灯りを消して、ふと見上げた空の、満天の星。 ここは標高2000m、南アルプス北沢峠です。 日の暮れる頃から、今夜の星空はどうかなと、気にはしていました。 昼間よく晴れていても、夜になってガスがかることは山ではよくあることです。 でも、今夜は違いました。沢沿いのキャンプサイトからは地平近くの星は見えませんが、視野を大きく横切る天の川は天頂よりやや下で二股に分かれて、そこを目印に「夏の第三角」を探します。普段なら簡単に判る一等星も、これだけたくさんの星があると判然としません。それならばと知ってる星座を線で結ぼうとしても、星が多すぎてわからないほどです。 ペルセウス座流星群の極大日に近いことだし、ここは一つ、腰を据えて星を見ることにしました。 就寝用に使うマットを背中に敷いて仰向けになると、目の前、手の届きそうなところに銀の砂を撒いたような星空が広がります。やや暗い星に目を留めて視線を集中すると、目の奥がキーンとしてきます。 夜風が、心地いいを通り越して冷たくなってきました。テントからシュラフまで引っ張り出してもぐり込んで、今夜はこのまま外で・・・。ホントにそのまま寝ちゃいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 17, 2007 09:19:49 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|