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根治不能のガンに冒されたからと言って、標準医療に意味がないわけではありません。化学療法は根治的医療とは言えないかも知れませんが、延命効果はあります。また、ガンによる疼痛などの不快な症状を緩和する手段もあります。根治不能と言われたからといって、効果の怪しい代替医療に走ることはお勧めしません。
怪しい代替医療は絶望の淵にいる患者の弱さにつけ込みます。直らないのなら失うものはないという心理に陥るかも知れませんが、失うものはあります。死に至るまでの時間、その間の生活の質などは標準医療そのものによる効果で本来得られるはずのものです。それ以外にも高額の金銭を失うでしょう。ガンに効果があると称する代替医療は、たいてい高額の治療費がかかります。そんな実例を知りたければ、以下のリンク先をご覧下さい。 http://transact.seesaa.net/article/240498783.html http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20111222 https://aspara.asahi.com/column/gantotomoni/entry/8T0HdyYzdp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
bambooピョン、なんとなく久しぶりなのら。紹介してくれた代替医療の事例を読むと、たまごどんの血流が沸き立ってしまうピョン。患者さんはお金以外にも、標準治療が有効な時間や、大切な人と過ごすための貴重な時間を彼らに収奪されているのらな。
プロレスラーだった冬木弘道も、紹介事例と同じ道を辿ってしまったんだピョンよ。 (2011.12.23 18:32:48)
たまごどん、コメントありがとうございます。
他人のことでもはらわたが煮えくりかえりますね。 おぼれる者に藁を高額で売りつける輩にはほんとうに腹が立ちます。 ところで、コメントがダブっていますので一つ消しときますね。 >bambooピョン、なんとなく久しぶりなのら。紹介してくれた代替医療の事例を読むと、たまごどんの血流が沸き立ってしまうピョン。患者さんはお金以外にも、標準治療が有効な時間や、大切な人と過ごすための貴重な時間を彼らに収奪されているのらな。 > >プロレスラーだった冬木弘道も、紹介事例と同じ道を辿ってしまったんだピョンよ。 ----- (2011.12.23 20:50:27)
Bamboo先生、こんにちは。
助産師のホメオパシーや整体などとの親和性もひどいけれど、他の看護職の世界も代替療法とは何か突き詰めて問うことなくとりいれて広がってきていますね。 「医師の治療にはできないケアの部分」という「看護の独自性」を確立したがっているように見えます。 本当にそれは患者さんに必要なことなのでしょうか? 代替療法とは何か、効果とは何か、ニセ科学についての授業が医療従事者に必要ではないかと強く思うこの頃です。 (2011.12.25 10:34:23)
ふぃっしゅさん、コメントありがとうございます。
以前、看護職の入職試験の面接で、「二重盲検法って聞いたことありますか」と質問したところ、聞いたことのある人は皆無でした。要するに、効果があるとはどういうことかを知らない人ばかりだったと言うことです。これが現状なのですね。 (2011.12.25 14:33:56)
Bamboo様
インチキ(詐欺)が悪いことは当然です。 また、他により有益な手段があるのにそれを否定してまで あやふやな手段をさも正しいかのように勧めるのも悪だと思います。 Bamboo様は、根治不能と言う言葉を使われていますが 根治不能とは病死余命宣告を受けたと理解してよろしいでしょうか。 1年とか半年とか、 20歳までは生きられないだろう、といったものも含めて。 私は、一般医療現場においても、余命宣告を受けた患者の癌が完治(?)してしまったような 「信じる者は救われる」的な事象が起こることがあると書物やTV番組など多方面から見聞きした記憶があります。 これは現代化学では証明できないが、未来においては不思議に思える事象もきっと化学的に証明できる、ということでしょう。 bamboo様は 代替医療(医者自身が信じていないものを除く。なぜならそれは明らかに詐欺だから)と宗教的なもの(特定の何かを示すものではありません)の違いをどのようにお考えでしょうか。 どちらも信じている人は信じているが、 少なくとも現代化学では矛盾があるとか証明できない(と関係者以外の大多数が思っている)という点では同じですよね。 私は、すがる気持ちの人にとっては同じなのかな、思ったのですが このあたり、お医者様はどのようにお考えなのか疑問に思いました。 (2011.12.25 14:36:30)
Pちゃんさん、コメントありがとうございます。
一般向け書物やテレビ番組での末期ガンが治ったという話のほとんどは信用に値しないと考えています。オカルトとか陰謀論のたぐいと同様でしょう。 基本的には嘘(誇張を含む)や勘違いによるものと考えます。 死病に罹った人に対する宗教の役割は大きいと感じています。 命を救うことは出来なくても、精神面で大きなサポートとなるでしょう。 場合によっては、医師よりも宗教家の方が役に立つこともありそうです。 たちの悪い宗教であれば害悪しかありませんが。 それから、余命に関しては、医師は余り正確なことは分かりません。 聞かれるから、経験から予想されるよりかなり短めに言っておきます。 説明より長生きしても文句を言う人はほとんど居ないからです。 (2011.12.25 15:54:45) |