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テーマ:最近観た映画。(38952)
カテゴリ:映画感想
内容 夫・ジャックが女を作り、家を出て行ったのは半年前。 エイドリアンは、思春期で反抗的な娘と病気がちな息子をひとりで育てていた。 そんなある日のこと。 ロダンテにある海辺の小さなホテルを持つ親友のジーンから頼み事。 アーティストでもあるジーンは、商談でホテルを開けるため 数日間だけ、、、ホテルの面倒をみて欲しいと言うことだった。 何度か世話になったことのアリ、手伝いもしたこともあるエイドリアンは、 ちょうど、子供達を夫に預ける日と重なっていることもあり快諾する。 ジーンによると、、、客は、1人だけいるという。。。。 内容2 エイドリアンがホテルに着くと、まもなく客らしき男がやってくる。 どうも、、、取っつきにくい感じで、怪しい雰囲気。 何かを隠しているようだった。 するとその日の夕食で、、、何かを求めるかのように、 その客・ポールは、エイドリアンとの食事するのだった。。 そして、翌日。。突然街へと出かけたポール。 だが、、、帰ってくると、車にはキズがあり、 何かに怒っているようだった。。。。。 それは、、ルームメイクの時に見てしまった手紙に関係があるのだろうか?? そんなエイドリアンも、、近づきつつあるハリケーンの準備で忙しかった。 でも、それと同時に訪れる、、、ジャックからの復縁の電話。。。。 嵐が近づくとともに、、、2人の心も荒れていく。。。。 そんな2人が、自分たちの心の内を語る。 あるときは互いのことをけなし、、そして慰め合ううちに。。。。。 これは、、感想が、かなり難しいです!! というのも、、人間関係は単純だし、 テーマ自体も、、『愛』をテーマにして、 夫と相容れなくなってしまったエイドリアン 娘とはその事で、反発を受ける。 と言う部分。 仕事第一で、家族を顧みなかった外科医ポール。 そのため、、妻と息子は家を出て行く。 仕事だけのため、、妻の死に目にも会えず。。。。 そのうえ、仕事に対しての割り切りはハッキリしているため、 『患者』というモノに『人』として接することもない。。 と言う部分。 それらを補強するかのように、 ポールの医療事故により死んだ妻のことを いまだに想いを寄せる夫と、その息子 ポールの非人間的なことを受け入れることができず訴訟。 と、、、 基本的に、3つのドラマが存在する。 エイドリアンは、ポールを見て、 まるで夫を諭すかのように、文句を言ったりするし、 トーレルソン家族のことで、様々な指摘をする。 そして、、、娘のことも含め、 自分が本当に求めてきたモノを見つけはじめる。。 また、、 そんなホテルを切り盛りしながら、自分に訴えかけるエイドリアンを見て トーレルソン家族も含めて、 自分が今までしてきたことを反省し、妻子への思いが。。。 と エイドリアンへの気持ちに。。。。 分かり難いかも知れませんが、 気持ちの重なりと、そのうらに隠れる感情の変化が サスガに、 リチャード・ギアさん、ダイアン・レインさんという感じなのだ。 大人の恋の物語。 というより、、、 ある程度人生経験を経たふたりの大人が あるとき、、忘れていたモノ、、、『愛』に気付く と言った方が正確であろう。 こんな状態を詳細に描いているドラマなのである。 最も目を引くのは、 それぞれの変化、演技も当然なのだが、、、 エイドリアンが、、、おばさんのような状態から まるで、少女のごとくに変化していく様。。。。。 もちろん、メイクもあるが、それ以上のモノを感じるような状態なのである。 そして、、最後に訪れる。。。。悲劇的結末。 そこから生まれる、、、『新しい道』 と言う終わり方である。 物語としては、本当に良くできているし 心象表現の面白さは、なかなかのモノであるし。。。 それぞれが、愛した時ではなく、、、 愛というモノに気付いた時が、何か、、良い感動なんですよね。。。。 タダ、この映画、、かなり好みの差があると思いますので。 恋愛ドラマが好きでない人は、、、絶対ダメだと思います。 結末だって。。。。。。。好みがあるしね ただし、目につくマイナス部分も多少あるのは書いておかねばならない。 実のところ、、 あの悲劇的な結末も、ラストの桟橋も気にならないのですが ラスト付近の娘との会話。。。。これがねぇ。。。 かなりのクセモノ!! いやねぇ。。わかるんですよ。 1つの『柱』として、家族融和の形が『娘』に預けられていましたから。 でもなぁ。。。分かり難いんですよね。。。。。これがまた。 どうも、あと、、、ワンカット?かな。。。 足りませんよね。。。。。 もしも、そこに結末の1つを持っていくのならば、 絶対、足りません!! うーーーん。。ここだけですね。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月27日 23時03分14秒
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