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2009年02月07日
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カテゴリ:映画感想
内容
ハリケーンが迫るアメリカ大陸。
ある病院にて、
余命幾ばくもない老女・デイジー(ケイト・ブランシェット)は、
娘のキャロライン(ジュリア・オーモンド)を呼び寄せる。
そして、大切にとってあった、一冊の分厚い“日記”を読んでくれるよう
頼み込むのだった。
その書いた人物の名前は、、ベンジャミン。。。。

内容1
第一次大戦が終わり、勝利に沸き返るニューオーリンズ。
そんなとき、ひとりの男のもとに知らせが入る。
妻が子供を産んだと。。。。
しかし、駆けつけてみると力尽きかけている妻は、
子供を守ってと言い残し息を引き取る。
男は、生まれたばかりの赤ん坊を見て愕然とし。。。
そのまま家を出て行くのだった。

内容2
そんなニューオーリンズの街に、
老人達の最後の居場所を営むクイニー(タラジ・P・ヘンソン)がいた。
勝手口の階段をふと見ると、そこに生まれたばかりの赤ん坊がいた。
子供を身ごもることの出来ない体のクイニーは、
そぐに、家の中に入れる。
でも、、どうも、様子がおかしい。。
医者に診てもらったところ、目は病み、耳も不自由。
関節なども傷みがあり、肌の張りもなく
生まれたばかりというのに、『お迎え』直前の状態だった。
短いかも知れない命。
その事を理解しながらも“ベンジャミン”と名付け、
クイニーは我が子として育てるのだった。

老人達に囲まれたベンジャミン(ブラッド・ピット)の人生は、
こうしてはじまった。

内容3
心は子供ではあるが、体は80代の老人のベンジャミン
自由にからだが動かないため、行動の範囲は、
母・クイニーが営む施設の中だけの車いす生活であった。
庭の外には、ベンジャミンと同じ年の頃の子供達が遊んでいた。
でも話し相手は、命が終わろうとしている老人達だけ。
それが、ベンジャミンの“世界”の全てだった。
それでも母の愛情、老人達とのふれあいながら成長していく。
ある日のこと、母の願いが通じたのか、
車いすから立ち上がることが出来たベンジャミン。
それからというもの、
シワは減り、体には張りが戻りはじめ、
徐々にではあるが、若返っていく。

そんななか、運命の出会いを果たす。
施設の祖母を訪ねてきた少女・デイジーだった。
デイジーは、ベンジャミンにある“少年の心”に触れてくる。。。
でも、周りの人にとって、ベンジャミンはただの老人にしか過ぎない状態。

内容4
ある日、施設の老人と街に散歩に出たベンジャミンは、
港で、人捜しをしているマイク船長(ジャレッド・ハリス)と出会う。
見た目以上に若々しいベンジャミンは、
すぐに溶け込んでいき、様々な経験を積み重ねていくのだった。。。。。


敬称略





この映画、
番宣や、予告などのイメージよりも、
かなり、敷居の高い映画ですよね


それが、第一印象です。

正直なところ。
『ブラッド・ピット』という“ブランド”だけで観に行くと
つまらないと感じる人が多いだろう。

特に、“若い人”にとっては!!


描いている物語は、“劇的”ではないのである。
“数奇”ではあるが“普通の人生”を描いているのだ


この部分なんですよね。最も大きな『』は!!!


ある程度、年齢を重ねていると、
生命の“誕生”、人の“死”、自分も含めた“老い”
など、

様々な経験を積んできているのです。それが『人生』というものです

ですが、
そう言う経験が少ないと、
このドラマの“本当のオモシロ味”は、見えない感じなのである。


だって、先ほども書いたが、
“数奇”ではあるが“普通”なのだ

言ってみれば、ドラマチックではありません

そのウラにある、葛藤や、苦しみ。
そう言うのを“感じる”ことが出来る“経験”があってこそ

より一層のオモシロ味を感じることが出来ます。

この感じは、映画『おくりびと』と通じる部分があります



だから、どれだけ『キレイ事』を並べ立てていても、
オモシロ味、そして、切なさは、感じにくいかもしれません。






さて、物語

普通であり、『数奇な成長』を除けば、ベタであるため
あれこれとは『内容』は書かないでおきます。

ただ、面白いのは、いくつかのキャラクターの描き方なんですよね。

まずは主人公のベンジャミン。

生まれたばかりのベンジャミン、育っていく過程で
その環境のために、いくつかの『ベンジャミン』が存在します。

1.年齢相応の子供のような存在。感情。
  本当の年齢、精神年齢という感じのもの
2.育っている環境のため仲間が老人が多く、
  経験値的には、実年齢よりも高い『経験』を積む、
  経験による年齢。。
3.徐々に若くなっていく肉体の年齢

肉体が老いていても、本当は若いベンジャミン
しかし、『死』『老い』を見て、様々な知識などを経験したため
実年齢以上に年齢を重ねてしまったベンジャミンがいます。

そう!
精神的な若さは、僅かには存在するが
経験からくる年齢から、見た目より少し和解程度のベンジャミンなのだ。

そのベンジャミンだからこそ、ある種の『悟り』が存在し、
好きなデイジーとの関係にも『距離』を生みます。

その一方で、肉体が若さを取り戻すと共に、
経験値を積んだ心も『若さ』を取り戻すも
そこにある『悟り』があるため一種の『孤独』を感じるようになっていく。

それは、数奇な自身の『存在』だけでなく、
『人生は孤独である』ことを感じてしまっているということなのだ。

だからこそ。
最終的に、デイジーとの関係が、
本当の意味で『対等』となったとき、
経験の高さから『別れ』を選択していくベンジャミンが存在する。

そこにあるのは、環境において感じていた『死の存在』とでも言えるモノだ。
その時点では見た目以上に経験を重ねてしまったベンジャミンである。

肉体的、精神的
それぞれに成長を果たしていて、たどり着くのは、
『自分が育った環境の意味』

そこにある、日常的に存在する『孤独』と『死』である。

この部分こそが、この映画のテーマなのだろう。

それらのことがあるからこそ、
不幸にして親に捨てられた孤独なベンジャミンがたどり着いた先にあった
愛する者に抱かれた『死』なのだろう。

たとえ、逆向きの成長であっても、
ひとつの完璧な人生が存在した感じである。
人は孤独であっても、生まれた時には祝福されることが多い。
逆だからこそ、死には祝福が存在したということだ。

このあたり、切なくもあり、喜ばしくもある部分です。



もう1人面白いキャラがデイジー

完全に『普通』なのである。
若さがある時は、自分自身が世界の中心であり
そこには『死』も『老い』も、存在しない。
『若さ』こそが全てなのだ。
しかし、ある事故により、挫折を感じて、変化していく。。

勿論、その後、ベンジャミンとの『再会』というのも、
経験を積んだデイジーだからこその意味がそこに存在するのは言うまでもない。

このデイジーというキャラが面白いのは、
普通であると言う事は、それは観客そのものと言う事なのだ。

デイジーが感じるベンジャミンこそが、ひとつのベンジャミンであり、
最終的に『老い』を感じるようになってから、
本当の意味でベンジャミンを理解していくデイジーという仕掛けになっている


この部分こそが、この映画のもう一つのテーマとでも言う部分だろう。

それは、、若い人に向けてのメッセージとでも言えるモノだろう。


必ず、誰にでも存在する『生』『老』『死』
まぁ、、『病』も入れても良いかもしれませんが、、ま、いいでしょう。
このあたりもあるだろうから、“旅”に意味もあるのでしょう。。


大雑把に言って、物語に存在する深みは
見方によってかなり難しいモノがあるだろう。

もしも、宣伝などから期待しすぎると、辛いのは確かだ。

ひとつだけ分かり易く見ることが出来る可能性があるとすれば

ベンジャミンという奇異な存在に興味を持ったり
きっと、面白いだろうという期待で見るよりは、

その時に存在するデイジーとの『ギャップ』に注目すれば
心の年齢差。..とでも言った方が良いかな。。
面白く見ることが出来るかも知れません。

デイジーは見た目と共に心も経験を積み年をとりますが
ベンジャミンは、はじめの方から年をとっていることが分かり
一瞬、重なった後、、見た目の若さとは別に、心は年老いていきますので。。。。

http://d.hatena.ne.jp/taideomouhibi/20090227





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最終更新日  2009年02月28日 23時26分20秒


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