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カテゴリ:ドラマ系の感想
『子供を救う命のメス奇跡の小児外科医!
内容 アメリカから日本行きの機内で、 小児外科医の西條命(斎藤工)は、妙な女性を見かける。 先ほどから、、トイレばかり。。。の妊婦。 その女性・宗像陽子(石原あつ美)を診た命は、出産間近であると確認する。 それも、、、かなり危険な状態の。。。 “どんな事があっても、助けてあげたいんです!” 隣席で親しくなった折場小春(藤田弓子)というおばさんに助力を依頼し、 出産に挑んでいく、、、命。 なんとか、、、難局を打破し、、、無事に出産は終えるのだった。 そのころ平聖中央病院では、1つのことが話題になっていた。 儲からないと閉鎖された小児外科。 その小児外科に、アメリカでMSA最優秀若手医師賞を受賞した小児科医が、 やってくると。。。日本人で2人目だという。。。 一方、日本に着いた命は、 “師”である開業医の神道護(泉谷しげる)のもとを訪れていた。 小児外科のない病院に帰ってくることを疑問視する神道に対し、 命は“無ければ作れば良い”と応えるのだった。 そんななか平聖中央病院で、オモチャの鉄砲玉を飲み込んで倒れる少年が! あわてる研修医・瀬名マリア(比嘉愛未)山田翼(山根和馬)だったが、 突然、現れた青年が、ストローで即座に処置! 少年も息を吹き返し。。。病院の医師たちを驚かせる。 まさに、、“神業” 。。。。それが新任の小児外科医・西條命だった!! 神道と旧知の仲である野口英敏(斎藤洋介)院長に面会する命。 そして副院長である桐生奠(陣内孝則)を紹介される。 桐生から、 経営圧迫する小児外科を1年前に閉鎖したばかりで、いる理由がないと論じるが、 西條は “子供の命を救うことは、10年先、20年先の未来をつくること” と、、、小児外科の復活を、求めるのだった。 そんな命の態度に、桐生の弟で心臓血管外科医の危(池内博之)は、 兄にはドクターとしての哲学ではなく、経営哲学があるため仕方ないと 命に伝えるが、 それでも、未来のためと、、、退かない命。 そんなとき、呼吸器外科の坂本流馬(入江雅人)から転院を勧められた、 肝臓の裏側に腫瘍がある少年・岡田隼(佐藤瑠生亮)の治療を、 かなりの高度な難手術にもかかわらず、命は引き受ける。 肝臓移植しかないと説明を受けた父・純一(武発史郎)母・翠(杉山彩子)が、 ネットを使い相談した医師・・・・命の答え。。。だった。 それでも坂本は、猛反対するが、 なぜか、、桐生副院長からも手術が認められ、 命は世界での成功例が数例しかないという手術へと挑んでいく。。。。。 敬称略 公式HP http://www.tv-tokyo.co.jp/meii/ 当然、原作は未読。 内容は 師のような最上の名医を、、目指す天才小児外科医・西條命 “子供の命を救うことは、10年先、20年先の未来をつくること” と、、、命を救うために、必死に戦う医師。。。 ま、、、そんな普通の医療モノドラマのようだ。 もちろん、『どこまで見たような』という雰囲気はあることはありますが、 ただ、それを言い出せば、『医療モノ』どころか 『同じ分野のドラマ』ならば、、同じ雰囲気になるのは当たり前。 だから、その程度のことは、気にしない。 重要なのは、 テーマが命を扱い、ベタな内容であるにもかかわらず、 難しい単語などが並ぶ医療モノドラマを、 どれだけ、視聴者に分かり易く、そして感動的に魅せてくるか? であるのは言うまでもありません。 初回を見た印象では、 キャラはシッカリ描けているし、人間関係も描けている。 それに、次へ進むだろう展開のためのネタフリもされている。 そう。。人物紹介のみならず、これからのネタフリ。。。 そのうえ、今回だけの物語を取り上げても、 シッカリと主人公・命という人間を描き込み、 分かり易いだけでなく、ホントに良くできた作品に仕上がっていますね。 なかなか面白かったと思います。 個人的に、好感を持っているのは、 これまで主役級となることはあっても主役になったのは、 前期の『クロヒョウ龍が如く新章』に続く主役、、、斎藤工さんだということ。 有名なだけで客寄せをしようとする大人の事情が感じられる昨今のドラマ界。 斎藤さんのような俳優さんを使うのは、本当に良いことだとおもいます。 もちろん、脇を固める人たちも、、、良いですよね。 『穴』が、あまり見えない感じである。 そのうえ、もう一つ好感を持ったのは、 派手すぎる演出をせずに、ドラマを描いたことでしょうね。 派手なだけで、命を扱うだけで感動的、、、納得するのは『普通』である。 無理をせずにドラマを魅せてくれるのは、 ある意味、、、挑戦状なのかもしれませんね。。 こう言うのも良いことです。 『ドラマ』というものをホントの意味で見直す上では! 最終的に、どのような展開になるかは分かりませんが、 『ツカミ』としては、十分に機能したと言えるでしょうね。 ま、、、俳優さんも含めて、派手さが無いので 好みというモノはあるのでしょうが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.10 23:07:23
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