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カテゴリ:ドラマ系の感想
「殺人クルーズ」
内容 浅輪(井ノ原快彦)と倫子(中越典子)が別れを告げた。 そんななか、結婚式が行われようとしていたクルーズウエディングの船内で、 新郎の前田卓也(笠原秀幸)の刺殺死体が発見された。 新婦の八木綾子(はねゆり)は、ショックのあまり話を聞くことが出来ない状態。 そこに非番の浅輪も駆けつけ、加納(渡瀬恒彦)ら9係に合流。 浅輪は、船内で、高校時代の同級生・北原朱音(黒谷友香)がいることに気づく。 ウエディングプランナーの朱音が、式を取り仕切っていたよう。 朱音の話では、式が始まる10分前に新郎新婦に声をかけていた。 すでに出航していたコトから、招待客33人が容疑者 防犯カメラから、遺体発見直後、何かを海に投げている男がいると分かる。 新郎・前田の上司、三澤義行だった。 明らかな不審行動。青柳(吹越満)矢沢(田口浩正)が 職場の区役所へと聞き込みへと向かう 一方、小宮山(羽田美智子)村瀬(津田寛治)は、 綾子と父・章夫(石倉三郎)から話を聞くことに。 人に恨まれるような覚えはないと言う。 ただ、半月ほど前、福祉課に勤務する前田が、頭に負傷して帰宅したらしい。 認知症の女性が、花瓶を振り回していたと言うが。。。 小宮山達から連絡を受けた青柳が、 その事件について、三澤から話を聞くのだが、何か様子がオカシイ。 そのころ、加納と浅輪は、朱音から話を聞いていた。 加納は、朱音の手袋のある事に気づく。 他のスタッフから話を聞いた加納は、 打ち合わせにやって来た被害者の前田が、朱音とトラブルがあったと知る。 もう一度、朱音から話を聞くと。。。。。 敬称略 今回は、深沢正樹さん ついに、シリーズ第9弾 途中で、何度も、大胆なリニューアルを行っていることが、 長続きしている理由の1つ。。。。かもね。 俳優。。。という部分も、確かにありますが。 さすがに、それだけじゃ、飽きちゃうモノです。 さて、今回は、 どちらかといえば、初期シリーズに近いかな。 そこから、群像劇部分を、かなり削除した感じ。 9係の面々の話を聞いていて、勘が働く加納倫太郎が事件を解決! そんな感じだろうか。 それぞれのキャラが立っているから、違和感は無いし。 こういう“カタチ”も今作なので、特に問題はないだろう。 ま、普通の滑り出しですね。 ただひとつ、残念なのは。 キャスティングを見れば、 どこに“真実の悪”があり、動機が分かり、 犯人が誰か?まで、分かってしまうことだ。 気のせいか。。。“木8”化が進んでしまったような気がします(苦笑) まさかと思うが。 今期。。。“木8”は、時代劇が放送される。 “木曜ミステリー”。。。。からの脱却を図ろうとしています?? そのために、そう言う雰囲気の作品を、他の枠へスライド?? いや、合流? 実際、今回の話を見ていると、 加納倫太郎が。。。。“おみやさん”にしか見えなくなっているんですよね。 たしかに、この局のドラマは、 同種の、事件モノばかりになってしまっている。 だから。。。。飽きが来ているのもわかる。 木曜なんて、2時間連続で、そう言う作品を流すならば、 “土曜ワイド劇場”を再放送すれば良いだろうに。。。と、 個人的には、思っていたほどだ。 ちなみに、ゴールデンだからと、再放送はダメとは思っていませんので。 徐々に、今作の“らしさ”が薄まってきていたのも事実だけど、 もう少し“らしさ”を描かないと、 そろそろ《9係》である意味が、全く無いと思います。 検挙率ナンバーワン! クセモノ刑事たちが。。。。それが“9係”である。 そして それぞれの刑事たちの人間としての姿を描くのが今作《9係》 そう。ある種の、群像劇なのだ。 色々とやるのも良いけど、もう少し、原点回帰をして欲しいです。 たとえ、事件部分を捨ててでも、描くことは、今作にはあると思います。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/f4010fbc0f190cc3a2baad2fb853f1fb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.07.09 21:59:30
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