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テーマ:愛犬のいる生活(75713)
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ポチは9歳の秋に散歩に行って、足を上げてもなんだかおしっこが出にくそうだなぁと思っていたら、血尿が出始め、病院へ行ったら膀胱結石と診断され、食事療法(特別なドッグフードがある)を試みたけど、排出されず、膀胱の切開手術で結石を取り出してもらいました。 その頃、多少の心雑音が指摘されていたのですが、元気一杯でどうしても深刻に考えることができず、既にアレルギーの薬を飲んでいて、あまり薬を飲ませるのもかわいそうだし、薬をはじめるのははもう少し先でもいいかなとこのバカな飼い主は考えてしまったのでした。根拠のない楽観をやめて、この頃から薬を飲ましていればと悔やまれてなりません。
亡くなる2ヶ月前にはまだ比較的元気にキュウリを齧っていましたが、そうとうしんどかったはずで、いつ亡くなってもおかしくない心臓の状態だったようです。
亡くなる1ヶ月前には食欲が落ち、毛艶もなくなり、1日中ほとんど寝ていました。 ポチは7月の下旬まで、多少しんどくても、私が行くと、少しでも元気に見せようと立ち上がって、シッポを振ってじゃれついてきたり、クルクル回ったりしました。夜、喘息の発作のように咳き込んで立ち上がることができないほど呼吸が苦しい時でも、私が行くと、ニコッと笑ってシッポを振ってくれました。しかし、それは私を悩ませました。私に元気なように見せようと振舞うことで、ポチは要らぬ体力を消費してしまうのではないか?ポチにムリをさせてしまっているのではないか?そう悩んでいるうちにほとんど1日中眠るようになり、様子を見に行っても全く気付かずに眠り続けるようになりました。そのうちに食欲不振。水を飲んでも咽て苦しむようになり、最期も吐きそうになって窒息してしまったようです。 素人考えですが、背中の左側の肋骨の間から心臓の拍動のようなピクンピクンというのが見えていたので、心肥大が進み、肺ばかりでなく、食道や気道まで圧迫してしまったのではないかと想像しています。それで、気道の圧迫によって、気道が変形し、食べ物や飲み物を飲み込んだときに締まるはずの気道が締まらなくなって水を飲んでも気道の方に漏れてしまっていたのではないかと・・・。そして、あの時、何とか蘇生しても同じことを繰り返すか、誤嚥から肺炎をおこしたり、あるいは心臓の筋肉が耐え切れなくなって心破裂か。いずれにしても長くはなかっただろうと・・。あくまで素人考えですが・・。 主の居なくなったハウスはガランとしています。 そういえば、ポチの心雑音が指摘された頃からポチと2人で部屋に居る時に、不思議なザーッザーッザーッという音をよく聞いたのです。ブラシを掛けていたりして決まってポチがそばに居る時だったのですが、はじめは水道の流れる音かなにかだろうと思っていたのですが、発作を起こしたころになってやっとその音がポチから聞こえているのだと気付きました。この音が普通に聞こえる音かどうかはわかりません。なぜなら、私は普通人間が聞こえないはずの波長の音が聞こえているらしく(健康診断の聴力検査で判明)、その波長の音かもしれなかったですから。しかし、たぶん、それが雑音だったのでしょう。そのチャンスをふいにしてしまって、ポチには本当に申し訳なく思っています。 今日はちょっと湿っぽくなってしまいましたが、どうせ湿っぽいならこういう話題も添えてポチの冥福を祈ることにしましょう。 多くの犬は雷を怖がりますが、ポチは雷をあまり怖がりませんでした。 ポチ、楽しい思い出をたくさんありがとう。 ポチの紙焼き写真は全てスキャンしました。多少の補正も効き、一部はかなりきれいにはっきりなりました。これでCDにまとめることができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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