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昨日、春日大社へ行った帰り、興福寺境内を突っ切ったのですが、なんだか様変わりしていて仰天しました。
だいぶ前から発掘調査をしていて、今はたぶん南大門のあった場所を掘っていると思うのですが、これは以前から知っていたこと。 ですが、 大きな屋根つき工事現場とクレーン車。 中金堂の再建だそうです。 左の写真の右端に見えるのは五重塔なので、その大きさ・広さがわかるでしょう?! そういえば、つい最近(いつの話やら)まであった建物が、いつのまにかなくなって、基壇になって、なんだか最近、ずっと工事中っていうイメージです。 再建される中金堂は創建当時のもののようですが、中金堂なのか中門なのか知らないけど、基壇の上にある礎石は素人目に見て思いっきり人工石なんですよね。石の目を見て割って丸く適当な大きさにしたというのではなく、思いっきり人為的な削り方だし。つい最近まで上に乗れたのですが、せめて天然石を使って欲しかったと思いますよ。そりゃあ、天然石だと人工石よりも色々難しいこともあるでしょうが、なんだかね。 中門と回廊基壇も含めて再建されるらしいし、南大門も再建されるとかなんとか看板に書いてあったような・・ いくら創建1300年っていっても、西で大極殿を再建が終わったと思ったら、東で興福寺中金堂再建が始まってと次から次への再建ラッシュでは落ち着かないような気がします。再建されてしまえはそれはそれでいいものなのでしょうが。 大極殿は工事中もだだっ広い平城宮跡の中のごく1部という印象でしたが、中金堂は興福寺のど真ん中なので、メチャメチャ目立つと言うか、寺全体を見渡そうとすると絶対に工事現場が目に入ってしまうんですよね。 始まってしまったものは止めようがないけど、大極殿を見たり聞いたりすると、奈良市民(県民かも)の口からはパブロフの犬よろしく「180億円」って出ますが、興福寺は宗教法人(だと思う)だからそれはないのでしょうねぇ。阿修羅さんをはじめとする仏像の皆さんにムリな出張をガンガンお願いして稼いでもらってるし、中金堂の再建には60億円がかかるとかで勧進の案内なんてのもHPに出してるし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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