カテゴリ:戯言
夜の巷の住人の誘いに乗り、昼からの半日、遊び倒す。
12:00 アンティパスト(前菜)「アイススケート」。 荒川の金メダル熱もまだ冷めぬこの時期、アイススケート場に足を運ぶウカれた輩はたくさんいるんだろうな~と思っていたら、やっぱりたくさんいた。ま、私を誘った奴もご同類ってことなのだが。 実に20年ぶりのアイススケート、ハッキリ言ってビビった。あんなに危なっかしい感覚に陥るスポーツだったろうか!?子供の頃はホッケー用のスケートが普通に履けて滑れたけれど、今はフィギュアでも足元が覚束ない。賞味時間弱の滑走で下半身にかなり張りが出た。ブレードの上に直立する足裏感覚が全く取り戻せぬまま終了。とにかく激しく疲れた… いやもう、イナバウアーなんかなんで出来るのか、まったくもって不思議。ちなみに荒川静香で一躍有名になったイナバウアー。実は荒川静香がやってる背中を反らす技をイナバウアーというのではない。イナバウアーは両足のつま先を180度開き、足を前後にずらして、後ろ側の脚は伸ばし、前側の脚は膝を曲げたポジションを取りながら滑走。ということで背中は反らさなくてもイナバウアーなのである。身体の固い自分には床の上でつま先を180度開くのも危うい感じである。 16:00 プリモ・ピアット(1皿目)「バッティングセンター」 これまた久しぶりのバッティングセンター。草野球チームの休眠状態と共に足が遠のいていた。久しぶりのバッティングでフォームチェック。ややスウィングにブレ有り。ボールの上を叩き気味。従来はグリップ位置を高めに置いて構えていたが実戦が遠のくとこの構えはキビしい。グリップ位置を低くしてバットを寝かせ気味に修正し、2ゲーム目には気持ちのイイ当たりが出始める。やはり当たりが出るとバッティングセンターは爽快である。定期的に通うことをココロに誓い4ゲームで終了。帰り際、店のオバチャンと世間話をしていたら「あんたたち学生さんでしょ?」と言われた…まぁ、てんでバラバラな格好で陽の高いうちから遊んでる社会人は想像しにくいのだろうが、40代白髪の親爺を捕まえて「学生」はないだろう…オバチャンと普通に世間話が出来る話術は学生はあまり持ち合わせていない。 17:30 セコンド・ピアット(2皿目)「ビリヤード」 これも久しくやっていなかった遊び事。1年ぶりくらいだろうか…こういったゲームは通い詰めないと勘所が失せていく一方である。全く持って思った通りのショットが打てない。2時間程度のプレイで納得のいく勝ちは無いものの運に助けられ圧勝。大学生の時は授業が空けば大学近くのビリヤード場にいた。とはいえポケットではなく「四つ球」にハマっていたのだが…今では四つ球の台を置いてある店など見かけなくなった…寂しい限りである。今日プレイした店では高校生が大勢遊んでいたがポケットの無い台など見たら「ナニコレ!!不良品!?」くらいなことは言いそうな雰囲気である。いやまぁ、無知な君たちの方が不良品なんだけどね… 19:00 ドルチェ(デザート)「メイド居酒屋」 遊び倒した後、食事をしようということになり話しの拍子でメイド居酒屋へ。人生初のメイド経験である。「お帰りなさいませ、ご主人様!」お~コレが噂に聞くアレか~人生初めての経験というのは何にしても感慨深いものである。「テーブルにしますか?カウンターにしますか?」連れの意見も聞かず「カウンター」と即答。こんな店来てテーブルにいたらただのコストパフォーマンスの悪い居酒屋である。終始視野にメイドがいるから意味があるのである。ということでカウンターの中にはメイドが二人。っていうかメイド服!?う~ん…安っぽいキャバクラ…踏み外してイメクラっていう風情。聞けばバイト4日目と初日の初心者メイド。目の前でペットボトルから注がれる飲料類など通常では味わえないアットホームな雰囲気。店のいたる所に液晶テレビ。お洒落なVPなどが流れてるわけではなく普通に民放が…まさに「お帰りなさいませ」の自宅感覚である。野球放送の始まるこれからの季節、クダらぬ話しをしながら仲間内でビール飲んでの野球観戦も悪くないかも…しかし不思議なのは後から来た、テーブル席に付いて普通に飲んでるサラリーマン4人組である。奥まったテーブル席に座って普通に飲んでる。メイド居酒屋を選択した理由が分からない。どうせならご主人様らしく楽しめば良いものを。 この後、2件のバー(普通の…)を梯子して深夜2:00帰宅。疲れと酔いで深い眠りに…なかなか味わい深く、ハードな一日であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.01 00:16:58
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