夫死亡時の公的保障はしっかり・・していますが。
今日、メールで相談があったT さんに、
この日記上でお答えします。
・・充分な情報がないので、
勝手に設定をします。
30代の夫婦と幼児2人の4人家族。
夫婦共稼ぎ(どちらも民間会社勤務)で、
奥さんは現在、育休中です。
夫婦の年収は、同程度・・です。
最近マンションを購入、住宅ローン返済中。
その際、親からも資金を借り入れ、
返済をしていきます。
人生設計を真剣に考えるために、
このブログを読んでいる。
・・・で、奥さんからの質問です。
ブログを読んでみて・・、
「夫が亡くなった場合は公的保障が
あるようで安心ですが、
私にもしもの時は何も公的保障は
無いのですか?」
答え。
「ありません。・・正確には、ほとんどありません。」
●遺族基礎年金 : 夫は「遺族」の対象外
●遺族厚生年金 : 55才以上の夫が「遺族」
(受給は60才以降)
・・・「男」は経済力がある・・という前提?
・・だから、
共働きの妻には「多額の死亡保障を!」
と考えるのは、短絡的・・です。
・・・保険会社が喜ぶだけ。
人生、問題を解決するのは、
「お金」・・だけではありません。
質問や相談を受ける時、
いつも感じるのは、情報不足・・です。
必要な情報がそろわないと、
アドバイスのしようがありません。
必要な情報
●家族の状況(年齢・勤務先・健康状態・親・親戚)
●資産の状況(金融資産・不動産・借金など)
●収支の状況(収入・支出の内容)
●希望・考え方(趣味・将来・子ども・老後など)
・・ある、ひとつの相談にアドバイスする
場合であっても、総合的な情報がなければ、
適格な対応は、不可能・・ですよ~。
今回の質問のケースでも、
ほとんど情報がありませんから、
Q 「公的保障はありませんか?」
A 「ほとんど、ありません。」
・・で、終わってしまいます。
プロとしては、その先のアドバイスを
してあげたいんですが・・・。
(保険会社の餌食にならないように)
質問・感想など、気軽にどうぞ。
できるだけ早めにお返事します。