難しかったり、手間がかかったり・・。
自分の頭で考える・・生活設計。
軍師官兵衛・・。
〇メール顧問会員のHさん(40代)
(相談:ライフプランニング)
シミュレーション作成中 ・・です。
メールをいただきました。
武田様
お世話になっております。
ブログ拝見いたしました。
たぬき発見されてしまいましたか。
※大きなタヌキです。
人と同じような大きさです。
近所にもう一匹いますが
間違いないと思います。
※東側の石塀の外側には、
細い水路が南北に走っています。
西端の道路ばたには、
シャッター付きの車庫があります。
しばらく付近を・・
勝手にうろうろしました。 (^^ゞ
グーグルマップですか。
それにしても
便利な時代になりましたね。
※勝手にあちこち、楽しく
見て廻っています。
もちろん、仕事でも使えます。
武田様が言われたとおり
玄関に向って左側を建て替え、
母屋と行き来できるように
思っていましたが、
※現場を見て・・
向かって右の方は、座敷や
居間がありそうに見えるので、
左側で計画しているのかな?
・・と、思っていました。
かなりむずかしそうですね。
※はい、農家住宅がらみの建築は、
色々な要素がからむので、
かなり面倒なことになる
ケースが多い・・です。
ちなみに
新築の家と母屋を独立したとして
母屋のほうには
キッチン、バス、トイレが無くなるのですが
法律上問題はないのでしょうか?
※耕作者(お父さん)が行なう
「建替え」とか「増築」なら、
一家族に水回り設備が一式
あればOKで、
問題ない・・と思われます。
息子(Hさん)が建てる
「分家」住宅となると、
「分家」はもちろん、「母屋」にも
それぞれ水回り一式が必要で、
問題あり・・と思われます。
方向性としては
我が家は特に冬が寒いので
普段みんなが生活するスペースは
高気密高断熱の家にしたい
といううことです。
※はい、そういうことだと
思っていました。
なお・・これから建てる家は、
「高気密高断熱」とわざわざ
断らなくても、
高性能な家になります。
(ローコスト住宅は別)
また家族とも相談してみます。
これが
なかなかまとまらないのですが
※ですよね。
親世代と子世代では、
あらゆる部分で希望や好みが
まったく異なります。
結局、対立図式は最終的に・・
「じいちゃん VS その他家族」
に、なるケースが多い・・です。
色々な家族を手伝ってきて・・
意見を集約してまとめ上げるのは、
ミッションインポッシブル!
・・な体験を、
さんざんしてきています。
またご連絡いたします。
※事前の役所等手続きで・・
一般住宅とは違う「苦労」が
付きまとったり、
非常に長い時間を費やすことに
なるかもしれません・・が、
シミュレーションについては、
難しいことは考えずに
単純に行なおうと思います。
農家の母屋を一部残して、
新築家屋とドッキングしたケース。
●顧問会員のHさん(60代)宅
約70坪
旧建物の続き座敷(10畳2間と縁側)
を残してドッキング。
「座敷だけは絶対残す。」
・・と、じいちゃん。
(当初はもっと残そうとした)
プラン作成段階で、
「じいちゃん vs 他の家族全員」
という対立構図が鮮明に。
「旧建物と新築建物をくっつける」
建て方をする場合は、
あらかじめ役所等の
調査・確認が必要です。
まったく同じ条件による
住宅会社5社のプレゼンコンペで、
見積価格(外構工事込み)
最高額:3,650万円 最低額:2,640万円
最大1,000万円の価格差がつきました。
(特別なことではなく、よくあること)
Hさんの希望で知人(昔からの友達)の
業者さんにも参加してもらいました。
価格は2番目に高かった。
やはりきちんと比較検討したい。
でないと、気づかずに数百万円も
高い買い物をすることになります。
関係ありませんが・・写真の車は、
武田FPが当時乗っていた日産ローレル。
今はコンパクトカーに乗っています。
向かって左端が旧建物座敷部分。
基礎はコンクリート布基礎に、
床や壁や天井は断熱材を新たに設置、
屋根も新たに葺き直し、
外壁も全体的に統一しました。
ふすまや床の間だけが過去のもの。
最初から新築した方が安上がり
・・だったかも。 (^^ゞ
●顧問会員のMさん(30代)宅
約86坪
※大きな吹き抜けの
リビング・ダイニング・キッチン。
その吹き抜けに
主寝室や子ども部屋が連動する、
遊び心がいっぱいのマイホーム。
母屋の隣の畑に新築したケース。
(母屋の水回りは廃止、三世代が新居へ)
農地を宅地にする作業、
水路をまたぐ作業、等々で、
手続きに2~3年を要しました。
県の農政課、農業委員会、鹿妻穴堰、
市の建築指導課、等々
いっしょに訪問を繰り返しました。
まったく同じ条件で
見積価格(外構工事込み)
最高額:6,500万円 最低額:4,586万円
住宅会社5社によるプレゼンコンペ、
最大・・約2,000万円の価格差がつきました。
当初から業者を1社にしぼっては
絶対にいけません。
最後まで比較検討しましょう。
「どこでもドア」・・があって、
私がドアを開けると
そこはH家のタヌキさんの前!
こんなことが可能なら、
私が「マイホーム取得支援」を
してあげられるんですが・・。
物理的に不可能なのが、残念です。
役所調査などの作業を、
住宅会社にやってもらうと、
「そこで建てないと申しわけない」
・・という雰囲気になります。
営業マンは、一生懸命
さんざんお世話した上で、
そのように仕向けます。
営業だから当たり前です。
(私もそうしていた)
なので、できれば自分でがんばりたい。
設計事務所ももちろんやってくれますが、
当然料金を取ります。
請負額の10~15%・・です。
2,000万円の建物なら、
200万円~300万円です。
大きな金額です。
お奨めできません。
それでも・・上記写真の事例のように、
コンペをやってくれる設計事務所であれば、
(ほとんど無いが・・)お奨めします。
200~300万円払うとしても、
きちんと見積もり比較ができれば、
大きな損ではない・・と思われます。
ただし・・これは、
農家住宅のような
複雑な手続きがからむ場合のみ
のお話です。
一般の住宅建築の場合は、
よけいな経費負担をせずに、
自分で賢く業者比較をしましょう。
毎日楽しく
マイホームのことばかり考えて、
けっこうな期間をかけて
3~5社の話を繰り返し聞く内に、
自分もセミプロのような
知識がついてくるもの・・です。
徹底的に比較検討して、
最終的に賢く1社をピックアップしよう。
建築価格差は・・多くの場合、
『経費の差』 です。
営業マンの多い業者にだまされないよーに。
広告の多い業者にだまされないよーに。
展示場を抱える業者にだまされないよーに。
カタログが立派な業者にだまされないよーに。
きちんと比較検討しよう。
家計改善したい?
きちんと生活設計したい?
なら・・(できるだけ)
1 生命保険に加入しない!
2 借金をしない!
3 経費を払わない!
これだけでいい。すごく かんたん。
見違える人生になる。
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