有名ハウスメーカーは32坪で
2,600万円・ローン2,200万円。
地元工務店・・数社を
契約直前まで徹底比較すれば、
2,600万円・ローン2,200万円で
40~43坪の家が建ちます。
(当たり前)
マイホームの広さが10坪も違えば、
まったく別の家です。
いくら気に入ったといっても、
大手メーカーの間取りを基準に
考えてはいけない。
(洗脳の中にいるまま、物事を考えてはいけない)
自分の頭で考える生活設計。
〇メール顧問会員のKさん(30代)
(相談:ライフプランニング)
10月に新規にメール顧問会員に
なったばかりですが、さっそく10/30に
ヒアリングシートが提出されました。
まさに、マイホーム取得をしようと
しているところです。
・・が、
真剣に生活設計するなら
「死んでも依頼してはいけない」
経費がバカ高い有名ハウスメーカーに
決めようとしていました。
(完全に洗脳されていた)
当事務所の顧問会員に、そんな
バカなことをさせるわけにはいきません。
ブログ記事で強めのコメントをしました。
前回記事を参照してください。
一瞬で600万円失うマイホーム取得?
《 前回記事を一部抜粋すると・・ 》
クレバリーと一条工務店とミサワで検討
してしまいました。
※何? このチョイスは・・?
すべて展示場業者です。
余分な経費がかかって高い業者。
これらの業者は・・
当事務所の顧問会員なら、
「死んでも選ばない」
業者です。
なぜなら、
一瞬で数百万円を失うからです。
間取りをいろいろ考えていただき、
一番いい間取りで再度メーカーに
見積もりだしてもらおうといったのですが、
夫が
こういうものは別の会社に流用するのはいやだ
といいだしまして・・・。
※はぁ・・ 化石の脳ミソ・・。
実際ハウスメーカー3社では金額は
さほど変わりませんでした。
ミサワにいたっては500万円の値引きを
提示されました。
それでも2900万でした。
※ということは、当初は3,400万円?
夫が在来工法よりパネル工法を選択し、
一条に決めたわけです。
※はぁ・・ それでも、
32坪の小さな家で、
2,600万円というとんでもない
バカ高い金額です。
きちんと比較検討すれば、
外構工事も含めて
すぐ住める状態にして、
2,000~2,100万円程度で
できるのが普通です。
「死んでも選ばない」
業者に依頼することで、
一瞬で5~6百万円を失います。
さらに・・
5~6百万円余分に
住宅ローンを借りることで、
その利息負担も上乗せで
お金を失います。
きちんと生活設計したいなら、
展示場業者は・・
死んでも選んではいけない。
他にも何社か見積もりを、とは思いましたが
産後の体力のない中で決めるのが面倒
になってしまったのです。
(見積もりをとるのはだいたい妻の私でした)
※そもそも、
出産前後の大変な時期に
人生最大の買い物をしては
いけない。
まともな判断ができるわけがない。
夫の脳ミソは化石・・だし。
出産後5ヶ月して
体力も戻って頭もはっきりしてきて
今更ながら、一瞬で数百万円を垂れ流す、
という意味が身にしみて分かってきました。
※分かったのなら、やめたら?
若干の授業料がかかったとしても、
600万円以上を一瞬で失うより、
はるかにマシ・・だ。
素人のままで建てるな
ってこういうことなんですね。
※そういうこと。
夫に
今なら辞められると言ってはみたのですが、
「YES」とはならず・・・。
※おバカさん・・だ。
夫にこの記事を読ませてみよう。
「化石の脳ミソ」とか
「おバカさん」とかの言葉に
怒ってしまうようなら、それまでだ。
業者の言いなりにならずに、
自分の頭で考えよう、
・・と思わないようなら、それまでだ。
本来・・顧問を引き受けるケース
ではなかった、ということだ。
最近近所にすまいぽーと21という
設計コンペの会社ができました。
地元工務店の何社かにコンペをしてもらい、
そこで建設するというものですが、
これはきっと
コンペの会社にキックバックする
パーセンテージ分やはり高いのでしょうね。
※ビジネスでやっているのだから、
当然・・高くなければ、
経営者ほかの給料は出ません。
建築士事務所は設計・監理業務で
建築費の10~15%をもらいます。
少なくても同じレベルか
それ以上だと思われます。
当事務所は消費者側に立つため、
ビジネスではやっていません。
武田FPは無報酬のボランティア
ですが、事務所を運営する
費用が必要なので、
プレゼンコンペの結果受注した
業者から5%いただいています。
いろいろと長文失礼いたしました。
これから着手了承(最終の依頼)となり、
来年6月には建物ができる予定です。
※みすみす600万円以上を捨てる?
なんとか必死にがんばって、
ダンナの目を覚まさせて、
今回はやめたら・・?
メールをいただきました。
土曜もメールチェックされてるのですね。
さっそくのブログでの
お返事ありがとうございました。
昨晩ブログ拝見し、悩み、
夢の中でケンカし
今日のお昼に見せて、
着手承諾を先伸ばしにして、
地場の工務店でも同条件で
何社か比較したいと夫に伝えました。
※そうとうの覚悟だったようです。
一瞬で600万円を失うかどうか
の瀬戸際だから当然です。
それについては了解を得ました。
※よかった、よかった。
業者のいいなり状態から、
少し頭を冷やして
自分で考えてみたいと思います。
アドバイス本当にありがとうございました。
今夜は眠れそうです。
※「同条件」と言う場合に、
今回の32坪の間取りに
こだわる必要はありません。
32坪・・というと、
実はかなり狭い・・んです。
土地が狭い都会ならともかく、
物理的に普通の家が建築可能なら、
36坪前後が平均的な間取り
かと思われます。
佐々木FP宅は36坪で
2,100万円(外構込み)です。
武田FP宅は37坪で
2,300万円(外構込み)です。
(色々イタズラしたのでちょっと高い)
大手メーカーが言う
32坪2,600万円がいかに
とんでもない価格か分かります。
なので・・
同じ予算で考えるなら、
約40坪の家を検討できます。
あるいは・・
36坪程度でいいのなら、
予算がかなり安くなります。
「32坪のプランが気に入って
いたから、このプランで比較」
・・と考えるなら、
夫婦ともに まだ「洗脳」の中に
いる・・ということです。
「洗脳」から解き放たれて、
まったくの白紙から考えよう!
K家の予算から言うと・・
36坪とか40坪とかの家が
余裕で可能だ。
参考までに、そのようなサイズの
間取りプランを色々眺めてみよう。
ここまでとはまったく違う世界が
開けてくる。