貯蓄・・たった2000万円で、
老後が過ごせるの?
※はあ? ・・。
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2019/01/29
自分の頭で考える生活設計。
1級FP技能士 武田 つとむ
発見したばかりの Q&A記事を取り上げて、
コメントしています。
Q
60歳で貯蓄2000万円でどうやって老後を
過ごすの?
※はあ? 何言ってんの?
多い人でこれくらいと聞きました。
※普通の人は、そんなに持って
いない。(当たり前)
でも、
年収450万円の生活を20年続けるとしたら
9000万円必要です。
年金がいくら貰えるのか分かりませんが、
大丈夫なのか?
※老後に年収450万円の生活を
するの?
そんな贅沢じんさん、
贅沢ばあさんは、
探してもほとんどいないぞ。
補足
具体的なお話をいただけてすごく参考になります。
現役時代にいくら稼いで保険料や税金を納めても、
貯金しないと悠々自適なリタイア生活は無理
そうですね。
※貯金はそんなに必要ない。
2000万円の貯蓄も高い方のようなので、
※当たり前。
そんなに貯蓄があるのは、
かなりの少数派だ。
60で無職になって80まで生きるとして
年金と併せて5000万円+アルファでも
ましな方なんですね。
※ ・・。
老後に夢や希望が持てず、消費しない構造が
よくわかります。
※けんか 売ってんのか?
お兄ちゃん。
夢が持てないわけでもなく、
意識して消費しないわけでも
ない。
年寄りをなめてはいけない。
A
(補足について)
そうですね。
貯蓄額に不安があれば浪費に気をつけて
がんばってください。
老後の生活費を300万としましたが、
節約すれば250万でも大丈夫だと思います。
※当たり前。
もっと少なくても問題ない。
自分なりに貯蓄計画をたててみてください。
※それより前に、
生活設計の意識を持ちたい。
自分のキャッシュフロー表を
作って、自分の生涯を
しっかり確認してみたい。
たしかに、
60歳で2000万では少し不安ですよね。
※そんなことは全くない。
65歳までは仕事したいですね。
※いや、元気であれば、
そして、やりたいことがあれば、
もっと先まで働きたいものです。
でも、
高齢になると若いころより支出は減りますので、
※当たり前。
特別に節約しなくても、
年に300万円とか400万円とか
使うことは無くなる。
年に300万くらいで充分生活できます。
※もっともっと少なくて大丈夫。
例えば、65歳で仕事を引退して、
65歳から年金がもらえるとし、
老後の年間生活費が300万で、
90歳まで生きてもいいように考えますと…、
65歳以降の生活費は、
300万×25年=7千500万円になります。
※そんなに必要ない。
これからは、
年金を300万(月25万)もらえる人はかなり
少なくなるため、不足分は
65歳までに貯蓄しておく必要があります。
※この人物、業界人のようです。
大きな金額が必要・・という
結論に導けば、
商売がやりやすい・・です。
年金240万(月20万)なら必要貯蓄額は1500万円
年金180万(月15万)なら必要貯蓄額は3000万円
年金120万(月10万)なら必要貯蓄額は4500万円
※こんなもの、参考にしてはいけない。
公的年金があてにできない時代、
※あ、やはり、業界人です。
これは、典型的な言い回し。
「年金があてにならない」
存在であれば、
商売がやりやすい・・です。
個人年金などへの加入も考えつつ、
※保険で貯蓄してはいけない。
公的年金があてにならない
・・というのは、
どういう状況か?
国家が破綻した状況です。
国家が破綻しながら・・
保険会社が涼しい顔して、
普通に存続しているでしょうか?
個人年金保険を受け取ることが
普通にできるでしょうか?
貯蓄を少しでも増やしておくことが求められる
時代です。
※そんなことはない。
65歳時点で、できれば3000万程度を目標にして
月々の貯蓄額を決めるといいと思います。
※洗脳されないように・・。
とりあえず、各年齢の時点で、下記データの
平均貯蓄額を超えることを目標にしてください。
※商売に都合の良いデータを
引っ張り出してきて
見せては、営業をします。
《参考資料》
年齢別の平均貯蓄額
(楽天発表の2011年ランキングより)
※古いデータです。
(古い記事なので)
30歳の平均貯蓄額: 4,967,000円
35歳の平均貯蓄額: 7,153,000円
40歳の平均貯蓄額: 8,491,000円
45歳の平均貯蓄額: 9,670,000円
50歳の平均貯蓄額:12,063,000円
55歳の平均貯蓄額:18,713,000円
60歳の平均貯蓄額:21,944,000円
※こんなものは、
参考にする必要はない。
A
中小、零細企業に勤めてきた人なら
定年時にその程度の貯金すら
持たない人はたくさん居ますよ。
※その通り。
当然年金を貰うようになっても
大企業を出た人や公務員だった人から
比べると年金額も少ないですがそれでも
なんとか老後を工夫して生きて行くんです。
年に450万の生活なんて当然及ぶべくも
ないですが
200万程度の年金とわずかな貯金でも
生きるだけはちゃんと生きて行けます。
※当たり前。
誰のせいでもなく自らの歩んできた歴史で
そうなってるんだから 甘い考えなんて出来ない
と初めから覚悟して老後に入るのです。
※年金次第ですね。
厚生年金に加入した働き方次第。
その期間の長さや給与額が
年金受給額に大きく影響します。
ちなみに・・武田FPは、
50歳でセミリタイヤしたので、
厚生年金にはざっくりと40年
加入するべきところを、
30年で終えています。
なので、定年まで働いてもらう
厚生年金より少なくなっています。
ざっくりと、4分の3に。
ま、それでも生活しています。
日本人の半数以上はこの程度の生活で
老後を過ごすのです。
※そういうことです。
半数以上というよりも、
ほとんど大部分の人が・・です。
まァあなたは若いんでしょうから
その時になって慌てないように
今から十分な対策をして生きてください。
※特別なことをしなくても、
退職後に現役中と同じような
支出が発生することはない。
私は75歳になりますが僅かな年金と
少々の稼ぎですが実に平和な老後を送っています。
一番の楽しみは3人の孫にお小遣いを上げたり
何かを買ってあげる事というようなささやかな
もんですがこれで十分幸せです。
考え方次第で人間はいかようにでも楽しく
生きられるのです。
※武田FPは自分の貯蓄を、
このFP事務所に注ぎ込みながら、
(自分の貯蓄を減らしながら)
消費者の味方として・・
楽しく情報発信をしています。
A
当方、昨年夏定年退職しました、無職64歳です、
厚生年金受給していますが、蓄えは
6000万円程度あります、
※すごいです。
厚生年金200万円程度(毎月17万円)、
その他に企業年金と株式配当金が有りますが
老後生活に金銭面の余裕はありませんね、
※それは、おかしいですね。
そんなに収入がありながら・・。
何か、特別なことをやっている
のでは?
毎日毎日が節約第一で暮らしております、
※おかしい・・ですね。
食費と病院通いの支払い以外は出費はしません、
※武田FPは、食費とジム通いの
支払い以外にも、
色々支出していますが・・。
尚、蓄えは定年退職金と満期保険金です、
それまでは貯金はありませんでした。
※けっこうな金額になって
いそうです。
補足拝見しました、
人間はその時その時を充実した生活を
過ごさなければ、
人生としての意味合いがありませんね、
※それは、そうです。
老後生活の為に
お金を使うことに対して消極的な人間では
生きている意味がないように感じます、
※あれ?
「食費と病院通いの支払い
以外は出費はしません、」
・・だったのでは?
言っていることが矛盾して
います。
質問者さんはそこを良くお考えになり、
有意義な人生を過ごしてください。
※ ・・。
なんか変だぞ、この人。
ま、いずれにしても、
不安だからとひたすら節約
することが無いように、
きちんと生活設計したいものです。
自分のキャッシュフロー表を
作って、生涯を確認したい。
根拠を持って作戦を練りたい。
確信を持ってお金を使いたい。
お金は使うためにあります。
業界人は不安を煽るのが仕事だべ。
・・っと。
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