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前々回に、ちょこっとだけ触れたが、私がお笑い好きになっちゃった
キッカケは「笑点」。この番組は私の中でかなり重要な位置にある テレビ番組だ。 その笑点が今年放送40年を迎える、泡沫番組の多いテレビ界で、 40年間続いてるというのは、半ば奇跡に近い(笑)。 そして、この番組が「落語」というものの灯を、何とか消さずに 残してる役割を担ってるといっても過言ではない。 そんな私だから(何がそんななんだか知らんが)、勿論DVDも 買ったし、40周年記念の本も迷わず買った。本の方は、とっても 面白いのだが、出来ればかつてのメンバーのコメントとかあったら もっと良かったと思った。 でも、DVDを観た感想なのだが…やはり初代司会で、この番組の 生みの親の立川談志師匠のときの映像から、昭和49年ごろまでの 映像が何にも残っていないのが痛い。とにかく惜しい。 現存する最古が、昭和48年の浅草での「笑点まつり」ってのは…。 それに後楽園ホールでの最古映像は昭和50年2月放送分というん だから…もう少し、古いときのが観たかった。 本の方には、初期のスチール写真なんかがふんだんに載っていて、 その写真を見るにつけ「惜しいなあ…映像がありゃなあ」と、つい 思ってしまう。 放送100回記念での、談志師匠と歌丸師匠の漫才だとか、 2代目の前田武彦時代のチーム対抗戦の大喜利だとか。映像が 残っていればテレビでも、演芸界でも最重要資料(??)と なったはずなのに…。 これを書くと、さも自慢大会になってしまって嫌なのだが、 私は昨年、とある方を通じて立川談志師匠と知り合う事が 出来た。 で、談志師匠と昭和の流行歌の話で盛り上がった時、家元が私に こんな話をしてくださった。 「昔、俺が『笑点』やってたとき、『死ぬ前に一言』っていう問題が あって、こういう解答があった。『ハイ!東海林太郎。一度でいいから 踊りながら歌ってみたかった』『上手い!座布団一枚!』ってのが あったよ」 そういう話を聞くにつけ、談志師匠時代の「笑点」が観てみたく なるのである。無理な話にゃ違いないのだが…。 それはともかく、放送40周年。おめでたいことである。 はやいこと圓楽師匠に戻ってきてもらいたい気持ちがある一方で、 若手噺家のフレッシュな顔ぶれで、新生「笑点」も見てみたい気も する。だから、たい平師匠が入ったのは、面白いつまらないは別に して、とてもいいことだと個人的には思う。 DVDの感想も書こうかと思ったのだが、これ以上書けないんで また次回。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.21 23:07:54
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