選抜への道6 興譲館が初優勝!
予選から含めて約1ヶ月半の長丁場、秋の岡山県高校野球が閉幕しました。優勝は興譲館、準優勝は共生、3位校に理大附でこの3校が中国大会の切符を手にいれました3位決定戦理大附4-2城東1-4回まで毎回得点圏に走者を進めながら得点は初回の1点だけの理大附。嫌なムードが漂う中、4回に城東が2点を奪い逆転。しかし次の回にすぐ追いつき2-2のまま膠着状態に。理大附は足に溺れてるなぁ。。無理に本塁を突かんでもいいような走塁多い・・・。8回に勝ち越すけどそれも1塁ランナーが盗塁のスタートを切るのが早すぎて挟まれる間に3塁ランナー生還のギリギリのプレー。。あれサインかな?。。あの場面であのプレーのサインあるかな?結局これが決勝点になったけど。大月投手は球威十分で速球とスライダーで抑える。落ちる球があれば奪三振率もあがりそう。城東は前半ピンチの連続に耐え凌いで後半に自分達のペースに持ち込んだがここぞと言う場面で大月投手の威力ある速球に抑えられた。理大附打線はこの日も11安打放ち打線は上向きかな。只、点が線になるようにしないと興譲館のようなチームが多い中国大会、苦戦しそう。打者のスイングの速さは素晴らしいかった。決勝興譲館6-2共生興譲館の先発は下手投げの森本投手。2回に先制されるもすぐその裏追いつき、4回の攻撃。無死1塁の場面で今までならバントのサインですが「攻略できる」と踏んで強行策。これが当たり連打で2点勝ち越し。6回にも酒井選手のタイムリーがでて試合をきめました。投げては森本→妹尾の継投で逃げ切る。この妹尾投手もダイナミックな投球スタイルでいいですね。左腕だし。共生打線は軟投派にやや弱いようにみえました。フライが多かった。興譲館のバント攻撃はかなり浸透してますね。2死3塁の場面で共生、前進守備ですから・・・。バント警戒して。これは守備に相当神経つかってるはずです。攻撃にも影響あったんでは。興譲館のバントの構えに再三揺さぶられていました。隙を突いての盗塁や「お家芸」のバント攻撃は興譲館の大きな武器です。昨日の大月投手のパスボールも結果だけみればパスボールが大きかったように見えますが満塁にするまでの興譲館の攻めがあってこそです。1,2塁の場面で「サインプレー」でセェフティバントをする高度な野球がこの時期にできる事自体素晴らしい。。相手投手がいかにプレッシャーがかかるか?そんな野球が完成されてます。今日も隙があれば3盗を2回試み成功。この時期にチームがここまで完成されたチームはここ数年見てないです、正直。。打撃が凄い、剛速球を投げる・・・みたいな学校は幾つもありましたが。。この選抜への道シリーズも次回から中国大会に舞台を移して掲載します。郷土からは「守りと小技」の興譲館、「打撃」の共生、「総合力」の理大附と出場。ここ数年中国地区の高校野球を引っ張ってきた広陵・関西が不在な大会。渋いチームが居並ぶ他県勢に郷土勢がどう戦うか・・。楽しみです!!中国大会行きを決めた理大附の選手。スイングの速さはさすがだった。強打の共生と小技の興譲館。力を出せば中国大会でも通用するだろう。