おとこのろまんだぎゅるるんるん～

本日発売の、ファンタジアバトルロイヤルを購入してきました。
桜庭先生の眉毛がかかっているのか、ＧＯＳＩＣＫ特集だからか、なぜか近所の本屋でも、普段の倍仕入れているような感じがいかにも挑戦的だったわけですが、なぜか「ドラゴン・オールスターズ　リプレイ」に桜庭先生が登場して、またまた、負けたら坊主なんて言う挑戦をしていたり・・・。
この人にとっては、眉毛も、髪の毛もどうでもいいのだろうか・・・？

まあ、ＧＯＳＩＣＫ特集という事で、短編が２本と、特集カラーページがあるわけですが、カラーページに関しては、４巻の挿絵と同じなのであまり意味はないかと・・・。
さすがに武田日向せんせいでも、あのクオリティを量産することは不可能でしょうしね・・・。

で、真っ先に読んだ短編は、「トウヤのホムラ」って、なんとまあ挑戦的なのでしょう。
荒神なので封印され、性格が少々ひねくれた主人公の物語なわけだが、短編は長編のその後の話の様な作品。
なんて言うかね、長編を読んでなかったらよく分からない登場人物たちが総出のドタバタコメディで、主人公がややツンデレ気味なんだよねという以外はよく分からなかったね。
でまあ、ＨＰ上で視読できたのでそちらも読んでみたけど、やっぱりよく分からなかったかな？
登場開始なので、ネコ被ってる様な感じに見なくもないけど、この設定で、主人公の心理描写がゴクドー君だったら即買いだった。＜それはそれで、オーソドックスやろう・・・。
文章は割とオーソドックスな感じですね。

しかし、一番インパクトがあったのは、「おとこのろまんだぎゅるるんるん～」なストレイトジャケット、しかしこの作品は一度も読んだ事がない・・・。

フォルマント・ブルーの短編
自分を電子楽器だと話す"伽音"と、長編とは別の主人公"奏"の物語なんだけど、ぶっちゃけた話、児童虐待をテーマにした作品なのか？
とにかくものすごい歌唱力を持つ点が、「ネザーワールド－カナリア－」を思わせてしまうのだが、主題となってるのは、ピアニストを夢見る主人公"奏"を、バイオリニストにしたい義母が虐待すると言う問題を解決する事のようなんだけどなぁ、"伽音"の歌唱力じゃなく、別な人が解決に導いちゃう点と、それで解決できたと言うのが疑問だったりする点がちょっといまいちかな？
テーマ性を持たせるのなら、もう少しその辺をしっかりと組まないとダメかなと思った。"伽音"の歌で二人の溝を埋める様な作り方にしないと・・・。
"伽音"自身も、虐待受けてそうな気がするんだけどそっちは長編なのでしょうか？

と言う事で、ＧＯＳＩＣＫは次に繰り越し、「食卓にビールを」とか、「しずるさん」とか、読んでみたい物があるし、今回は豊作？