カテゴリ:ライトな本
キタキタキタキタキタ――――――――――!!! キタよ、すっごいドリルが―――――!!! こんな、凄いグレヴィール見たこと無い。 ツインテールってのは知ってるんだけどな、そんなドリルは世の中に存在してはいけないと思う。 夏の終わり、突如いなくなったヴィクトリカ。その代わりにグレヴィールが凄い事に・・・。 それは置いといて、<ベルゼブブの頭蓋>と呼ばれる修道院に軟禁され、生命の危機に瀕しているというヴィクトリカを迎えに九城一弥は向かう。 ところで、修道院といえば、乙女の園。潜入の定番といえば、除草・・・? ミステリらしさより、ゴシックホラーらしさが一層強まってきている感じがします。まあ、今回のトリックそのものが、手品のネタに等しい訳で、ヴィクトリカじゃ無くてもわかっちゃう気がするんですよ。 ただ、時代が第1次世界大戦終了後であり、いまだ、科学とオカルトが覇権を争っている時代だと言う事なのですよね。故に、人体浮遊も、奇妙なチェスドールも、マリア像も、オカルティックな現象として信じられている時代だということ何ですね。 故に、こんな時代にそれら全てのトリックをズバズバと言ってのけてしまうヴィクトリカという存在は、奇妙で不気味なものだという事です。 まあそんな事はともかく、カラーページのヴィクトリカが、エロカワイイと思いましたが何か? でも、そんなシーンは一度も出てきませんでした・・・。orz ドリルも凄かったけど、今回は全般的にボーイ・ミーツ・ガールっぽさが、全力疾走っていう感じで、一気に勢いに乗って読めてしまいました。 とにかく、ヴィクトリカのツンツンっぷりがスゴイのなんのって、「けだもの」とか、「ならず者」とか、なんか違う単語のように聞こえるよ・・・。 ツンデレの黄金律はツンが9割でデレが1割位がちょうど良いと思うのですが、ヴィクトリカの場合はツンが9割5分で、デレが残りの5分位とややアンバランス気味。 しかしその強気の下に隠されたか弱さとか、隠されたデレデレ感が垣間見えたり見えなかったりと言う絶妙なバランスが、GOSICKが、GO!->SICK!?たる所以ではないでしょうか・・・?
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最終更新日
2005/12/14 11:15:03 PM
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