日本ではあまり取り上げられていませんが、
北京オリンピック野球世界最終予選が、
2008年3月7日から台湾で行われています。
実は四国・九州アイランドリーグから
香川のトム・ブライス(19試合、打率:.344、2HR、15打点)と
徳島のアンディー・アティング(37試合、打率:.165、1HR、8打点)
の2選手が、出場するオーストラリア代表チームに
選出されています。
オーストラリアといえば4年前のアテネ五輪で
プロ野球12球団からの選抜チームで
必勝といわれた日本から予選・決勝と
神がかり的に2連勝して一躍有名になりました。
例えていうならば、ボクシングで
黄金のバンタムといわれた
エデル=ジョフレから
2連勝したファイティング原田のようなものですね!
したがって、オーストラリアチームの代表である
アンディー・アティング選手が
昨年、徳島にやってきた時は
メジャーリーグのホームラン王が
日本のプロ野球にやってきたぐらい
期待したものですが・・・
4番をずっと打っていましたので、
いつか、その打棒が爆発するに違いない
と確信していたんですが・・・
それはさておき、現在出場が決まっているのは
日本(アジア1位)以外に、
アメリカ(米1位)・キューバ(米2位)・オランダ(欧1位)と
開催国の中国の5チーム。
それ以外の三つの枠を、
メキシコ・カナダ・スペイン・ドイツ・韓国・台湾
オーストラリア・南アの八チームで争うようです。
世界的には人気の無い野球とも言われますが、
各地域の予選を見る限りでは、
結構たくさんの国が参加していますね!
意外なのは欧州予選2位のイギリスが資金難から
最終予選を辞退したこと。
発展途上国でもあるまいし、
イギリスでは不人気なんですね!
ところで、昨年のアジア予選では
負けたら北京オリンピックへの夢が絶たれるように
マスコミは報道していましたが、
出場国を見る限り、そんなことはありませんでした。
予想通り?韓国と台湾が無傷の4連勝と3連勝で
1位2位です。
アテネ五輪の悪夢があるだけに、四国・九州リーグの2選手が
出場している現在4位のオーストラリアには
がんばって欲しいとは言いがたい状況です(苦笑)
結果はさておき、北京オリンピックがまともに
開催できるかどうか?の方が問題かも知れません。
追加します
「例えのファイティング原田さんの話の方がわかりません」
という指摘がありました。
うまいたとえではなかったようですね(汗)
ジョフレはバンタム級のタイトルを失ったあとも、
フェザー級に上げて世界チャンピオンになり、
そのまま勝ち続けて40歳近くなってようやく引退します。
その2敗がなければ全勝だっただけに
ジョフレは相当悔しかったらしく、引退試合の相手に
既に10年近く前に引退していた原田を指名します。
原田は最初は気軽に考えていたようですが、
ジョフレが本気で、リターンマッチを望んでいると気付くと
さすがに辞退したそうです。
というぐらい悔しい2敗という意味ですが、
解説しないとわかりませんね
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