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テーマ:鉄道雑談(1511)
カテゴリ:乗り物話題いろいろ
今朝の秋田魁新報によれば、かねてから浮上しては頓挫しを繰り返していた、奥羽本線秋田~土崎間の新駅構想について、JR東日本が具体的な構想をたてて秋田市側に提示しているということが明らかになりました。しかも、JR側としては、この計画にかなり意欲的であるということです。
秋田~土崎間に3度目の新駅構想(秋田魁新報) ※さきがけを購読されている方は、朝刊紙面12面に更に詳しく書かれていますので見てください。 現在、上下線が分離している秋田~土崎間の「旧秋田運転支所」付近の下り線を上り側に移設し空き用地を捻出、売却するとともに一部を駅用地にしようというものだそうです。 秋田~土崎間は約7km(普通列車でも走行時間7~8分)もあり、駅のうわさは何度もありましたが、下り線移設の話は初耳でした。 それから、普通、新駅設置は鉄道会社は消極的になりがちで、地元の請願により地元負担で建設することが多いようですが、この新駅構想は「JRが意欲的で市が慎重」という構図です。 駅舎建設費用や周辺整備は市が負担するため、その億単位の支出に慎重になっているとのこと。 そのため、土地の整備はJRが自社負担で実施することまで考えているようです。 ちなみに利用客数の予想は、最も小さな駅を造った場合(無人駅?)でも1日800人くらい、ロータリー整備まですると1000人くらいではないかと想定しているようです。 秋田、秋田北、秋田工業の各高校(いずれも有力校)の最寄り駅となるためです。 実現すると、地域住民には朗報です。現状、バスで200円~300円程度かかっている秋田駅前までの移動が、140円か160円で可能。22時前のバス終車後タクシーでは2000円位(土崎からは3000円以上!)だったものも、0時すぎ発の最終電車利用でこの額で移動可能になります。 記事を見る限り、他の請願駅よりも有利な着工条件に見えます。 早くゴーサインを出してください!!お願い、市長さん! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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