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カテゴリ:秋田県 勝手に観光案内
前回、秋田駒ヶ岳への行き方をご紹介したので、今回は、秋田県の県土のど真ん中(エリア分けでは「北部」となりますが)にそびえる「森吉山」への旅をご紹介しましょう
標高1452m、きれいな形の成層火山です。深田久弥の「日本百名山」には、標高が足りず選ばれませんでしたが、田中澄江の「花の百名山」に選ばれました。標高1000mほどまでは白神山地ほどとはいかないものの広大なブナの原生林が広がり、クマゲラやイヌワシなどの貴重な生物の生息も確認されています。さらに、狩猟民「阿仁マタギ」が本拠とした山です。 秋田内陸縦貫鉄道の車窓から見た森吉山(再掲) posted by (C)Traveler Kazu さて本題ですが、実は、この「森吉山」にはゴンドラが1本架かっており、軽装でも標高が高く高山植物を見られる地点まで登ることができます。本来はスキー用のゴンドラリフトなのですが、夏場の運行も始め、初夏~初秋は高山植物、秋は紅葉、冬は樹氷見物と、スキー・スノーボード以外にも四季折々の自然を楽しめるネイチャースポットとなっております。 IMG_1986 posted by (C)Traveler Kazu 写真は2006年秋、色づき半ばの紅葉です。 今年、2014年のゴンドラの営業は・・・ 8月17日まで毎日運行、その後9月末までは「土・日・祝日」に運行。 10月1日~11月3日は毎日運行し、その後はしばしお休みをしてスキーゴンドラとしての営業に備えるようです。 その「森吉山阿仁ゴンドラ」への行きかたをご案内します。 1、お車のかた 国道46号線 武家屋敷「みちのくの小京都」で有名な仙北市角館より国道105号線を北上すること、大覚野峠を越えおよそ2時間 ~または~ 国道7号線 北秋田市鷹巣より国道105号線を南下すること、やはりおよそ2時間 (秋田市からの経路は最後に記載します) 北秋田市阿仁銀山(阿仁合駅がある集落)の南側より、阿仁スキー場へ入る道路があります。 カーナビゲーションは「阿仁スキー場」でセットしてください 2、列車・飛行機のかた ~内陸線ご利用~ JR秋田新幹線「角館」より、あきた美人ライン秋田内陸線(秋田内陸縦貫鉄道)にご乗車。 急行もりよし号で1時間10分ほど、普通列車で1時間30~40分。「阿仁合(あにあい)」下車。 乗合タクシーにておよそ20分。片道1名1100円、2名以上では1名900円とのこと。時刻は決まっております。発車の30分前までにご予約してください。 現在、森吉山観光パスという便利な切符を発売しているそうです。目的地別に「内陸線・乗合タクシー・ゴンドラなどの料金や入園料がセット」 観光パスの詳細はこちら 秋田空港ご利用の方は予約制乗り合いタクシー「エアポートライナー角館・田沢湖・乳頭温泉郷号」(ひとり2600円)で角館駅までおいでください。 大館能代空港をご利用の方は、阿仁ゴンドラまで直行の乗合タクシーがあります。 また、列車の旅も楽しみたい方には、大館能代空港から内陸線小ケ田駅までの乗合タクシーが1本だけあるそうです(ただし、メーター制タクシーでも大したことない距離です)。 いずれも事前のご予約が必要です。 アクセス詳細・阿仁スキー場ゆき乗合タクシー時刻表はこちら(阿仁スキー場) 秋田空港~角館間の乗合タクシー「エアポートライナー」の詳細はこちら 「阿仁の森 ぶなホテル」「ホテルフッシュ」は阿仁合駅より送迎あり(事前連絡) この2軒のお宿はスキー場への道すがらにあり、お隣どうしで、乗合タクシーも停まるようです 「宮越旅館」は阿仁合の駅前旅館です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月29日 13時50分43秒
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