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カテゴリ:岩手県 勝手に観光案内
岩手の大温泉地「花巻温泉郷」を流れる台川にかかる「釜淵の滝」を、前回ご紹介しました。
この台川は、詩人で童話作家の宮沢賢治が花巻農学校の教師だった頃、生徒と一緒に何度となく通って、地形や岩石の観察をした川だそうです。 さて本題。 多くの人は、釜淵の滝を見ると満足して引き返してゆくようですが、遊歩道は釜淵の滝で終点ではなく、滝の左側を上流に向かって登ることができます。 前回、滝を上から撮影した写真もご紹介しましたが、さらに上流へ歩くと、吊り橋が現れます。 花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 09 posted by (C)Traveler Kazu その吊り橋の名前は、紅葉橋。 遊歩道を通す歩道専用の吊り橋で、名の由来は紅葉名所だからでしょうか? 遊歩道らしい名称ですね。 花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 10 posted by (C)Traveler Kazu 紅葉橋の上から、下流を眺めるの図。 川は蛇行しており、カーブの先に先ほど見た「釜淵の滝」が懸かっています。 川底・側壁はきれいなナメです。 花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 11 posted by (C)Traveler Kazu 上流からも瀧音が聞こえますが、こちらは砂防堰堤。 花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 12 posted by (C)Traveler Kazu 橋を渡り切った先は結構急な階段です。 階段の上から紅葉橋を撮影。 歩道専用で問題はないとは思いますが、結構レトロ加減が進んでいます。 吊り橋恐怖症の人には、ちょっと怖いかも 構造自体が華奢なのも、恐怖症には加勢するかも。 【追記】ところで・・・ 観光案内等では、釜淵の滝が懸かるこの川は「台川」と紹介されているので、本稿でも「台川」と紹介してきました。 ところが、国土地理院が公開している「地理院地図」では、花巻温泉より下流に「瀬川」という河川名が表記されているほか、「台温泉」は釜淵の滝より下流(花巻温泉の脇)で分岐している支谷にあり、ガイド本やサイトによっては「瀬川の支流台川沿いに旅館が密集している」と紹介されています。 この川は「台川」なのか「瀬川」なのか、よく分からなくなりました。 花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 13 posted by (C)Traveler Kazu 紅葉橋と砂防堰堤。 階段を登ると、駐車場に出ます。 水道施設などがあり、花巻温泉のバックスペース的な雰囲気です。 花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 14 posted by (C)Traveler Kazu 句碑のような石柱がありました。 花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 15 posted by (C)Traveler Kazu さらに進むと、「花巻温泉 佳松園」の前に出ます。 この宿が「花巻温泉」一番奥にある客用施設なので、遊歩道から紅葉橋を渡って辿ってくると、裏側から駐車場にでる格好になります(画像右手奥)。 佳松園から1分ほどで、遊歩道の最初の入口に戻ります。 花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 17 posted by (C)Traveler Kazu 花巻温泉は、リーズナブルな大型温泉ホテル3館と高級旅館「佳松園」、そして「バラ園」からなる大型温泉です。以前、この「紅葉館」に泊まったことがあります。 国指定名勝「イーハトーブ風景地」・花巻温泉郷県立自然公園 釜淵の滝 岩手県花巻市湯本「花巻温泉」園内 常時開放・入退園自由(冬季不明) 列車・バスでのアクセス 注:新幹線「新花巻駅」と、在来線「花巻駅」は、JR釜石線で2駅離れています JR東北本線(在来線)「花巻駅」駅前4番のりばより、岩手県交通【温1・2】台温泉ゆき、【温3~5】花巻温泉ゆきに乗車し、19分または22分、「花巻温泉」下車。 花巻温泉の敷地内を奥に進むと、釜淵の滝への遊歩道があります。 ★「花巻温泉(株)」(ホテル花巻・ホテル千秋閣・ホテル紅葉館・佳松園)にご宿泊のかたは、新幹線の新花巻駅より、ホテルの無料送迎バス「湯~ハトーブ号」を利用できます。予約制なので、宿泊予約後、送迎をご依頼ください。 お車でのアクセス 東北自動車道花巻インターチェンジより、5分程度。 インター出口を出たら右折、あとは道なりです。 道順案内の動画(「花巻温泉」公式動画)がありますので、リンクにてご紹介します。 花巻インターチェンジから花巻温泉「佳松園」までの道のり(Youtube) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年11月28日 15時13分26秒
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