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カテゴリ:漫画・アニメ
★ 『 アオハライド 』 咲坂伊緒 (2011年~) レンタルコミックにて 4巻まで読了 (既刊5巻)。 なんだか、ここんとこ、 「好いた惚れた」 の ド少女漫画ばかり読んでたら、さすがに 「私、何やってんだろう…」 と、我に返りつつある。 少なくとも、私が高校生の頃、見た目も性格も完璧な 「少女漫画 男子」 は、殆ど身近にはいなかった。(当然ながら、自分のことは棚にあげてます) いや、勿論、当時はこっちの目も 「節穴」で、よくよく話してみれば、実はすごく将来有望な人もいたんだろうと思うが、当時は、何となくの 「格好良さ」 に気を取られたり、ちょっとした言動ですぐに幻滅したり…。 見た目がよくて、男らしい 「くらもちふさこが描く」ような男子は現実にはいない…と分かった時、私は 『別冊マーガレット』 に見切りをつけた。 そうは言っても、昔は容姿的にもファッション的にも 「ビミョー」 だった男性アイドル群も、最近は垢抜けて、数も増えている。 もしかしたら、最近の高校には少女漫画的な美少年がうじゃうじゃいるのかもしれない…と思い、高校生の乗降が多い駅では、注意して彼らを見てみるが、これといった美少年は、やはり、滅多に見かけない。 …何だか、自分でも論点がよく分からなくなってきたが、要するに、表題作も、典型的な 『別マ』 的 恋愛漫画だ、 …ってことだ。 絵柄がキレイで男の子はカッコいいが、まあ、 「なかなかいないよね、実際には」 …以上。 …という表現しか出てこない (しかも、どう見てもカッコいいのに、それほどモテまくっている設定ではない)。 物語の滑り出し (中学時代) はちょっと切ない感じで良かったのだが、高校入ってからの話は、ご多分に漏れず 「引っ張りすぎ」。 4巻目くらいになると、ちょっとゲンナリしてくる。 まあ、中高生の女の子が、 「こんな男の子がいたらなあ」 と、夢見るには、よい作品かもしれない。 …なんだか、あんまり感想になってないので、私が気付いた 「最近の恋愛漫画 あるある」 を挙げておく。 〇 恋愛以前に、同性の友達関係で葛藤を抱えている 〇 良い友達だと思ってた女の子が実は性悪で、嫌われ者だった女の子が実はいい子だったりする 〇 冷たく見られがちなヒロイン (または相手役) に、犬猫を可愛がらせて、 「実は優しい」 をアピール 〇 「犬猫に会いたい」 という理由で、男女が2人になる場や時間を設定 〇 (葛藤を経て得た) 女友達が、異常に協力的。 常にヒロインの恋愛がうまくいくかどうかを気にしている <関連日記> 2011.11.10. 「少女漫画の王道」の安心感・・・『 ちはやふる 』 途中評価 2012.2.15. 不覚にも、ちと引き込まれてしまった・・・ 『 僕等がいた 』 (アニメ版) 2012.3.17. 世界は「僕等」を中心に廻ってるらしい・・・『僕等がいた』(アニメ版) 2012.7.11. 天性のセンスが冴える ・・・ くらもちふさこ 『 駅から5分 』 2012.8.30. 最終的に誰と誰がくっついても、どうでもいい恋愛漫画 ・・・ 水城せとな 『 失恋ショコラティエ 』 2012.10.24. とんとん拍子で 「高校デビュー」 を果たしていく女の子 の お伽噺 ・・・ 椎名軽穂 『 君に届け 』 2012.11.15. 全編 「漫才」 の恋愛漫画 ・・・ 東村アキコ 『 海月姫 』
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最終更新日
2016年10月11日 22時45分36秒
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