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2009.07.10
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 ヒマラヤなどの学術調査で知られる文化人類学者の川喜田二郎氏がお亡くなりになりました。
 学校を卒業して勤め出した時、頭の良い先輩がいて、その人から、『発想法 創造性開発のために』(中公新書)と『パーティー学 』(現代教養文庫)を読むように勧められました。
 その本は、学校で何を学んできたのだろうと思うほど、衝撃でした。
 KJ法という発想法もその本で知りました。
 KJ法というのは、川喜田二郎氏のイニシャルから来ています。
 それからは、KJ法(まねごとですが)を、何かというと、使っていました。
 会社の会議にも使ったことがあります。
 ワークショップ に出ると、このKJ法を使ってまとめてください、と言われることもありました。
 KJ法とはどんな発想法か、簡単に説明すると下記のようになります。
 まず、1つのデータを1枚のカードに要約して記述します。
 要点を絞って、分かりやすく書きます。
 そのカードをできるだけたくさん出して、その中から似通ったものをいくつかのグループにまとめていきます。既成概念にとらわれないで、ひらめきでまとめます。
 そして、できあがったそれぞれのグループに見出しをつけます。
そのグループから、全体を見わたし、独特の図に図解化していきます。
 図解化、図式化で、KJ法は終わりと見る人がいますが、図式化したものをベースに文章化する作業もしなければ、終わりません。
 また、KJ法は本来1人でするものでなく、何人かが集まってするものです。
 私は、あまり、チームで何かするという機会に恵まれなかったので、一人でKJ法をっていました。本物ではないですね。まねごとです。でも効果はあったと思っています。
 KJ法に関しては、何か簡単にできると思わせてします所がありますが、実はそんなに簡単なものではないようで、講習会がよく開かれていました。
 また、文具店では、KJ法に使う、色々なサイズのカードが並び、KJ手帳も売り出されていました。
 私は、講習を受けてみたいと思いながら、なんとなく勇気がなく、受講しませんでした。しかしKJ手帳は何年か購入して使っていました。特に旅に出た時、次々メモできて、後で別の用紙にばらして貼れるので便利でした。
 現代教養文庫の『パーティー学 』、そしてベストセラーになった光文社カッパビジネスの『チームワーク』など、名著なのですが、今は絶版ですね。
 (現代教養文庫には良い本が多かったのですが、なくなってしまいました。残念です)。
  中公新書 の『発想法-創造性開発のために』と『続発想法-KJ法の展開と応用』は今でも本屋に出ていると思います。
 「良いチームワーク」とは、「創造的チームワーク」だと言っています。
 そして「創造的チームワーク」とは、
 「・・・一仕事を達成したチームは、すでにそのチームワークの体験を通じて実力の水準が向上していることに気がつかねばならない・・・チームを、何か静止的な組織と考えてはいけない。それは、創造性を軸に、つねに、発育しつつあるか、停滞しているか、退化したり解体しつつあるものだ。どんなりっぱな人びとが集まろうと、それははじめからできあがったものではないのだ。」
 そういう「良いチームワーク」が生まれる仕事にも憧れを持っていました。
 本棚を探して、『パーティー学 』出てき来たら、もう一度読みたいと思います。






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Last updated  2009.07.10 19:32:48
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