545557 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

TyeeStyle Blog

TyeeStyle Blog

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

tyee_style

tyee_style

Freepage List

Calendar

Favorite Blog

ひなたーなの隠れ家… 日向 ねこさん
Tyees_Cafe tyeesさん
気になる最新求人情報 影武者0319さん
Tyees Gallery tyeesgalleryさん

Comments

マリカ8127@ 写メ交換から始められるひと~(o゚▽゚)o やほー(o゚▽゚)o マリカだよっ そろそろ…
mietwagen@ ... p2o32a 17466598 bf0o43 [URL=http://refr…
pokemon porn@ ... [URL=http://www.fred3d.net/html/pokemon…
pokemon porn@ ... [URL=http://www.fred3d.net/html/pokemon…

Headline News

2006.05.22
XML
カテゴリ:色彩と人間
「音」と「色」の間には、実はもともと人類が持っている共通の感覚があるらしい。
即ち、音には色彩があり、その音を聞けば常に同じ色が浮ぶという感覚のことを「色聴」という。

さらに正確には、
音刺激によって色覚が伴うことを「色聴(colored hearing)」と言い、
そして、この能力を持つ人たちのことを、心理学者は「色聴所有者」と呼ぶ。

一般の人たちにも、わずかにこの傾向はみられるとのこと。

私たちは、感覚の一受容系で受け止めた刺激をその感覚で反応するほかに、その感覚以外の系統の感覚も反応させる。これを共感覚といい、色聴もこの一種である。

色聴は、音刺激で色覚が伴う共感覚(一つの感覚の刺激によって別の知覚が不随意的に引き起こされる)
の一種で、結構特別の能力ということになるみたいである。

いわば、絶対音感の色彩版的なものでしょうか。

さて、ドレミの音階を共感覚で感じると、

C・・・「ド」: 赤
D♭・・・「レ♭」: 紫/薄紫色
D・・・「レ」: 菫色/すみれ色
E♭・・・「ミ♭」: 淡い青
E・・・「ミ」: 黄金色
F・・・「ファ」: ピンク
F#/G♭・・・「ファ#/ソ♭」: (濃い)緑青
G・・・「ソ」: 空色、明るい青
A・・・「ラ」: 冷たい黄色
B♭/B・・・「シ♭」: 橙
B/H・・・「シ」: (鮮明な)銅色

なぜかA♭=G#の色が見当たらない・・・・?

1オクダーブ離れたドも赤とのことである。

たとえば、赤色のドの音と、緑青のファ#の両音を一緒に響かせると、色彩の融合がおこり、
補色のため灰色の色聴が現れ、混色の法則どおりとなるようである。

高い音調は明るく明色に(ある色に白が加わってできる色、赤の明色はピンクなど)なり、
低い音調は暗色(ある色に黒が加わってできる色、赤の暗色は焦げ茶)に傾斜する。

フォルティシモ(最強音)になると、その色たちは接近し、強烈で重くなり、
ピアニッシモ(最弱音)になると、色はかすんで、灰色がかって遠のいていくそうだ。

また、フラット(♭)のついた曲は、暖色系を、
シャープ(#)のついた曲は、寒色系を連想させる。

クリストファ・ワードという人によると、
真珠色の最も弱いささやきから青色の弱い音色を経て、
すみれ色のオーボエの音色、
涼しい澄み渡った緑の森の風、
黄色の柔らかい笛の音、茶色のコントラバス、橙色に鳴り響く金管楽器、
色はすべて音であるとのことである。

色彩と音楽は強い感情で結びつく。

W・R・ワグナーは色彩と音楽に触れ、
V・カンディンスキーは色彩のリズムとハーモニーとを音楽的に計量し、画面に動きの効果を追求したそうだ。

C・モネは、日の出の作品に「印象」と表題を付した。
この「印象」から印象主義が生まれたという。

とある研究では、緩慢な音楽は赤を連想させ、高音は明るい音、低音は濃い色で、色相と模様までも連想させるのだという。

このような色聴は子供たちがひとしく共有し、原始人では広く存在していたらしい。。。

ウォルトディズニーの作品「ファンタジア」は、音楽映画として色彩と音楽を融合させた最高傑作であった。
この作品の中では、L.V.ベートーヴェンの交響曲第六番「田園」の全曲が色彩に翻訳されて見事に描かれている。



--参考文献・・・色の不思議が面白いほどわかる本(河出書房)/色の秘密(文春文庫)、などを参考にしました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.05.23 02:56:33
コメント(6) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.