第2回 灘の木一本
今夜のイベントはライブではありません。正確にいうとカスタムメイドギターの展示会です。でもこんな展示会はきっとあまりないと思います。阪急王子公園駅を青谷川に沿って北へ7分ぐらい歩くとプロご用達の楽器店Acoustic Harmonyがあります。店内にはカフェが併設されていて楽器店に買い物に来られた方だけではなくオーナーの北野さんが厳選したコーヒー豆をこだわりのブレンドで丁寧にたてたコーヒーを目当てに多くのひとが来られています。そんなアコハモのカスタムギター工房が今夜の主役Hot Licksなのです。今回は新作と前回展示品をさらにチューンアップしたものなどギター、マンドリン、ウクレレなど12本の展示がありました。これらの芸術品を色々なアプローチで試奏するのはSAMの赤木一孝、ジャズギタリスト川瀬眞司、マンドリンプレイヤー谷村順造という名手たち。いつものな也ライブとはまったく違うムード。この緊張感はいったい・・みなさん音に集中している。手拍子なんかとうぜんない。赤木さんが「風がいたい」という痛風の歌を歌ったが笑っているのはな也のスタッフだけ。でも途中の休憩と終了後の時間はみなさん楽器のまわりに集まり触り、弾いている。もちろん笑顔で・・大好きなものを見つめる笑顔・・そして同じ趣味を持つものの不思議な一体感・・それを感じた瞬間「このイベントは続けていきたい」とこころに誓う岡ちゃんでした。Acoustic Harmony & Hot Lickshttp://www.acoustic-h.com/