医療ともコミュニケーションを。(婦人科受診でおもったこと)
一昨日の夕飯につくった、ちくわの磯辺揚げ。ちくわって、揚げたてはメチャふくらんでるのに、ちょっと時間が経つとびっくりするほどシュシューーンとしぼんで小さくなりますね。「キミの本気度そんなもんでいいのかーーっ!」と説教したくなるほどの、激変っぷり。そういえば、授乳中と断乳後の、私の胸の変化にも似ています。・・・ちくわ、仕方ないな、もう怒れないよ*****こちらの日記にも書きましたが、この春流産してしまい、しばらく婦人科に通院しました。この受診や入院・手術を通して、医師の診断や治療を、自分がどれだけ理解し納得しているか?主体性をもって質問できるか?が、からだへの向き合い方や、治療後の精神面の安定に影響を与えるんじゃないか、と考えさせられました。そこで、こちらの本を読みました。印象に残った文章を引用しますね。なぜ婦人科にかかりにくいの? 利用者からの解決アドバイス集/まつばらけい/わたなべゆうこ価格:1,470円(税込、送料別)受診や入院・手術を経験して、診断や治療は専門家の医師の判断で進むけれど、治療を受ける自分自身もできることがある、と感じました。「医師が説明してくれない」「看護婦さんがわかってくれない」となげいてばかりの“くれない患者“でいるのは、よそうよ。(婦人か受診する)時間がとれない大きな理由は、自分のからだより、仕事や家族などを優先しているからです。でもちょっと待って!(中略)自分の健康を第一に考えましょう。第一が無理でも、優先順位をもっと高くしましょう。自分を大事にすることが、ひいては、家族や同僚を大事にすることにもなります。(病院選び)決め手になったいちばん大きな要素は、医師のあったかい人柄と説明の時の姿勢や内容でした。(医師との関係)信頼しつつ、でも疑問に思ったことは一つひとつ確認する、というふうでないと、いい信頼関係は作れない。医師に期待し過ぎないということも、すごく大切だと思う。過剰な期待をして、受け身でいるのは考えものです。西洋医学で100%治してもらえるものではないと思う。私は流産かも・・・と告げられた時、流産後の処置はどうなるか?それぞれのメリットとデメリットを教えてください、とお願いしました。仕事があるし、子どもたちもいるので、今後の予定を見据えて少しずつでもいろいろ考え準備しないと・・・と、切羽詰まっての質問でした。すると医師が、「大丈夫かい?今そこまで聞いたら、つらくないかい?」と、気遣う言葉をかけてくださいました。からだだけじゃなくて、きちんと意志と感情をもった一人の人間として、大切に扱ってもらっていると感じられて、すごくうれしかった。今でもこのやりとりに、感謝しています。おかげで、その後も疑問があれば医師にきちんと質問できたし、その都度ていねいに答えていただきました。看護師さん、助産師さんにも「その処置はどのくらい痛いですかっ?!」と不安丸出しで(苦笑)、同じ質問を何度もしました。不安感を聞いてもらうことが、処置を受ける気持ちの準備に役立ちました。疑問や不安があれば何でも聞いて、伝えて、医療とのコミュに二ケーションを「自分から」とるのが大切。それが、きっと自分の「からだ」と「こころ」のためになるから。私は、婦人科の内診は何度受けても緊張して、どうしてもからだを強ばらせちゃいます。毎回、診察台の上で胸に手を当てながら、フーッフーッと深呼吸しまくります。でも、そんな診察がイヤだな、めんどうだなとか、平日夫は仕事で子どもを預けられないから受診はムリ・・・なんて言わず、託児を利用してでも、定期的に子宮がん検診を受けたり(私も必ず年に一度は受けてます!)、月経などのトラブルがあったら、ガマンせずにすぐ受診をオススメしたい。そして、私自身も有酸素運動やエクササイズでからだを動かしながら、これからもからだの変化を敏感に感じ取れる感性も身につけていきたいし、産後クラスでその大切さも伝えたい。流産の経験は本当にざんねんなことだったし、今になってようやく味わったり振り返ることができる感情もあるけれど、医師や看護師さん、助産師さんに大切に扱ってもらえたことが、気持ちを落ち着かせ、自分を納得させる支えにもなっています。医療にはからだだけではなく、精神面の健康もサポートしていただきました。感謝!こんな本も読みました。【送料無料】流産価格:1,890円(税込、送料別)流産のしくみや手術、その後のリハビリについてもくわしく書かれています。妊娠は一回一回が独立したものですので、一回妊娠すれば必ず誰にでも約10%の割合で、流産のリスクはあるわけです。防げるものもありますが、妊娠初期の流産は、ほとんど防ぐことができないのです。こういうことを産後の心身の大変さ同様、知識として知っていれば、自分の体調変化に敏感になるし、もしざんねんな結果となっても、自分を必要以上に責めることなく、幾分落ちついて対応できると思います。今回の経験から、「自分にかぎって…」なんて過信せず、何事も自分ごととして捉えて考える姿勢でいようと、あらためておもっています。---------------------------------------------------------------------------------------------産後のボディケア&フィットネス教室網走クラス【6月コース】6月7日・14日・21日・28日(木)※単発体験受講も受付中!※2011年12月1日以降生まれの赤ちゃんは,4回通して一緒に参加していただけます。【7月コース】7月3日・10日・17日・24日(火)※お申し込み受付中!※2011年12月27日以降生まれの赤ちゃんは,4回通して一緒に参加していただけます。★詳細はコチラ ★お申込みはコチラ北見道新文化センタークラス【2012年6月期コース】6月11・18・25日、7月2・9・23日 ★詳細はコチラ ★お申込みはコチラ★もしくは北見道新文化センター(0157-61-8854)までお電話でお問い合わせを!