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 小泉首相が電気自動車普及の旗振り役を演じている。昨年暮れに試乗し「エネルギー革命、産業構造改革だ!」と絶賛。通常国会の施政方針演説でも「脱石油」の立場から電気自動車への言及を検討している。ただ、自動車大手はかつて量産化を断念し、現在は環境車ではハイブリッド車や燃料電池車に力を入れており、困惑気味に首相の言動を見守っている。

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 5日、日本経団連など経済3団体の新年祝賀パーティーで、首相は「日本は石油をほとんど外国に依存している。これからは脱石油、環境重視。日本の弱点をいかに強みに変えていくかが課題だ」とあいさつした。これを聞いて、電気自動車の試乗を思い出した出席者も少なくなかった。

 仕掛けたのは経済産業省。水素を用いる燃料電池車実用化に熱心だった米ゼネラル・モーターズ(GM)が経営不振に陥り、2020年代を目標にした燃料電池車普及の道筋が不透明になりつつある。一方、携帯電話の技術革新で、電気自動車にも使われるリチウムイオン電池の性能向上と小型化が進んできた。「原油高も進んでおり、環境車として電気自動車も健在だと再認識する機会にしたい」との思いが、首相試乗につながった。

 「加速がすごい。石油を産出しない日本にはうってつけだ」。慶応大のプロジェクトチームが製作した8輪駆動の電気自動車「エリーカ」に試乗した首相は、興奮気味に語った。首相の意向をくみ、内閣官房では施政方針演説でも電気自動車に言及して、低公害車の重要な選択肢に据える方針を打ち出すことを検討している。

 こうした動きに、自動車メーカーは戸惑いを隠さない。ハイブリッド車普及に力を入れるトヨタ自動車の奥田碩会長は官邸で記者団に「まあ、(首相が)いろんなものに乗るのはいいんじゃない。電気自動車は重たいし充電しないといけないから難しい。トヨタ本体としては『やるだけやって下さい』という感じだ」。石油危機のあった70年代から各社は多額の研究開発費を電気自動車に投じたが、電池が高価で走行距離も短く、量産化を断念した経緯があるからだ。

 構造的な問題もある。電気自動車は車輪内に設置したインホイールモーターで車輪を回転させるため、エンジンが不要になる。「エンジンのすそ野は部品メーカーを含めて広い。エンジンをなくす方向での急激な技術進化には積極的にはなれない」(自動車メーカー幹部)というのだ。

 エリーカのプロジェクトに名を連ねる約30社のうち、自動車メーカーの参加はリコール(回収・無償修理)隠しの不祥事にあえいだ三菱自動車だけ。「勝ち組」であるトヨタや日産自動車、ホンダの関心は決して高くない。


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私も早く試乗して体感してみたいですね。  思っている以上に難しい技術なのでしょうか? 企業側の消極的な意見の影には、出来るか出来ないかがわからないといったものがあるように感じます。

首相が絶賛、電気自動車に注目集まる 業界には困惑も

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最終更新日  2006年01月10日 00時28分26秒
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