カテゴリ:アジア
以前から気になっていたことがある。ミャンマーでは,字を書くときに,紙を斜め向けたり横向けたりする人が多い。ちょっと,見てみよう。
初めに,「あれ?」と思ったのは,そんなに前じゃないが,世話になっているmasaさんの家で,日本語を練習しているミャンマー人の兄ちゃんを見てだった。 そのままの向きだと,うまく書けないと聞いた。 これは,’10年の画像。 それから,気になっているが,みんなが文字を書いている場面なんて,なかなかない。 それが今年,僧院の日本語学校へ行くようになって,ゆっくりと観察?できるようになった。 やはり斜めだ。 見事に斜めだ 45度ぐらいから90度近く(真横)まで様々 右側に倒す人もいる 読んだり見たりするときは,ふつうにまっすぐだ。 この通り 聞けば,子どもの頃から,学校の机は横長で縦が短く,紙が収まらないので書きにくく,自然と斜め向けて置くようになるとか。みんな,そうなんやろか??確かに,このような型の机は多いが。 《じゃあ,今までに見た学校の机を見てみよう》 ヤンゴンから,車と小舟を乗り継いで3時間。その先にあるユワテジ村。’08年のサイクロン被災の支援に同行した。 ’08年 倒壊から再建された中学校の教室。よくある型の細長い机だ。 同じ学校内。ちょっと広く,1人ずつになっているものもある。 南西部のチャウンターの小学校。おなじみの型だ。 ’99年 バゴーにある寺院内の寺子屋とでも言うのかな。ここで子どもたちが生活をしているようだった。ここは,床に直接座るので,机の足が短い。 ’05年 同じくバゴーの僧院で勉強中。1人ずつ机があり,比較的縦も長いが,よく見ると,斜め向けている僧がいる。 ふつうに,まっすぐの向きで書く人も,ちゃんといる。印刷所の姉さん。 《ここからは,他の国だ》 バングラデシュ南東部のテクナフ周辺にある寺院。イスラムの国にあって,数少ない仏教寺院。ミャンマー系だ。 そこにある寺子屋。机は,東南アジア一帯で,ほとんど似たような型である。ミャンマー語を教えていると言うことだったが,黒板にはベンガル語で数式が書いてあった。 ’04年 カンボジアのコンポンチャムの小学校。大勢座ってるせいで,紙が斜めに?? ’00年 東ティモールのディリの私設学校。机どころか,青空学校! ’12年 ここも同じ学校内。 机は,最前列だけ。 ここも同じく。後ろの子は,向き以前の問題か。 ノートの向きは微妙。しかし,こちらから4番目のピンクの服の子のノートは真横に倒している。近づいて撮ったらよかった。このときは,何も気にせずに撮っていた。 最後は,ラオス北部のルアンナムター。ここは,私設の英語学校。小学生~大学生までがいた。おそらく余裕のある家だと思う。昼間は,それぞれの学校に行っていて,夕方からここに来るのだ。教室も広くてきれいだ。机も大きい。 おやおや,机は広いのに,よく見たらノートが斜めに!昼間通っている学校の机が狭いからか?と勝手に思う。 ’09年 この子も斜め この子らは,微妙に斜め。 おっと,まっすぐや! ほぼ真横がいたっ(^O^) 気になってたのは,’10年以降でミャンマーだけだったので,他の国では意識して撮ってなかった。でも,写真は撮っておくものだ。こんなときに探してみると,いろいろ出てくる! ミャンマー(海外生活・情報) ブログランキングへ 以前からの,アジア旅行のカテゴリにも参加を続けています。 にほんブログ村 ※ 画面が完全に出るまでに消すと,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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