FD もう一度氷ノ山
先月の6Dに続いて、FDで再び鳥取と兵庫の県境、氷ノ山に行ってきました。 6Dのときの思惑は、1200MHz CWの京都&滋賀でしたが、これら方面の局は全く聞こえず残念な結果でした。でも改めて地図をみてみると、京都方面には高い山がなく、できないはずはないような気がしてきたので、再挑戦の意図でした。 移動地が同じなので、何か変えてみないと仕方ない、ということで、前回は持って行っただけで使うことがなかった10エレを、’メイン’のプリンテナと切り替えながら運用しました。 7時過ぎの運用開始時点では、1200で聞こえたのは奈良の一局のみで、この局とは無事QSOできたものの、前途多難な予感がいきなりしてきました。結局1200でできたのはこれ以外には、隣接県しかできませんでした。今日のこの結果で、京都・滋賀を得るには、いずれ現地乗り込み、をやるしかないだろうと、半ば腹をきめました。 1200の結果はやはり、というか予想通り、というか残念な結果でしたが、今日のハイライトは、おまけの430でした。 運用開始時点で、ここ10年来追い求めていた430富山の局が出ているのを発見。この局、CQは出していなかったので、呼んでくれることを期待しながら、近くで私はあまり出さないCQをしばらく出してみました。817の2.5W(貧弱な電源ゆえ)に秋月のへなちょこホイップでは気づいてもらえなかったのか、結局QSOにいたりませんでした。でも、ここからなら430で富山とできそう、ということがわかったのは収穫でした。 こののち、ヘタレシールドバッテリが受信時に12Vを切り始めた10時前、そろそろ店じまいと思っていたころ、430で聞こえたCQはJA7の局。関西方面の移動局かと思いきや、なんと/7。ずいぶん強力だったので、これならできそうだ、と感じながらやはり2.5W+ヘナチョコホイップでコールしたところ、一度聞き返されましたがQSO成立、なんと04県。 144や430のDXといえば、これまで144が茨城、新潟あたり、430は山梨、が最遠県だったので、広島より東からの運用とはいえ、びっくりのQSOでした。このところしばらくHFやサテライトの運用がなく、県番号04の記憶があいまいで、当初はできたのが山形だと思っていましたが、帰って確認するとさらに遠い秋田だったのにはもう一度びっくりでした。 430の秋田は当然KCJA Newです。この数年、HFや本格的な設備での運用がほぼなくなっていましたが、今日のこのQSOは、本当に久しぶりに無線で高揚感を味わわせてくれました。