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カテゴリ:映画・TV鑑賞
録画時間を間違えて危うく見逃すところでしたが、たまたま帰宅していたので見ることができました。
聖武天皇の男子が早世し、女でありながら父・聖武から天下を託され天皇となった孝謙帝は、父の求めた仏教による国の安定と発展を引き継いだ政治を行おうと努めるが、その理想に反して、藤原仲麻呂(恵美押勝)や、帝位を譲った甥の淳仁帝の反発に合う。 意を決した孝謙は、藤原氏の中でも仲麻呂の独裁に反感を持つ貴族らを集めて、奈良麻呂を追放し、淳仁から帝位を奪い返し、称徳帝として重祚。病を治癒してくれた東大寺の僧、道鏡を政治の表舞台でも重用して政仏一体の政治を行うようになる。 ここから、道鏡に帝位を譲るかどうかについて、大宰府と宇佐の2度の正反対の神託があり、悩んだ孝謙(称徳)は結局、群臣の動揺や混乱を招くことになり時期尚早と判断し、道鏡に帝位を譲ることはないまま、この世を去る。 という内容。 まあ、ひととおりのこの時代の流れを説明したものだと思います。 もう少しつっこんだ新規発見や新説があればよかったのですが、そうもいきませんかね。 この後に続くのが強大な指導力を持つ桓武帝による平安京建設を中心とした新しい国家作りとなるわけですが、そのあたりまでのつながりもやってほしかったと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 26, 2007 07:35:19 PM
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