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テーマ:旅のあれこれ(10014)
カテゴリ:海外
ツバルの首都があるフォンガファレの南端、人家がなくなり道路も途切れるあたりに怪しいバラックが。ここではこんなものを干しています。
カビたホットドッグ??いえいえ、高級中華食材・乾しナマコです。 中国本土から来た経営者が、ツバル人を使って数十メートルの海底からナマコを獲らせ、茹でて乾して香港に出荷します。 巧妙なのはその経営手法。ツバル人は直接雇用せず、彼らにタンクとかの道具を貸してボートで沖に連れて行って、獲ったナマコを買い取るというやり方。 で、ダイバーからの買い取り価格が1個9ドル、これをちょちょっと加工して、乾しナマコとして出荷するときにはなんと!!! 1個300ドル! 30倍以上のボロ儲け。 しかし安全管理とかぜんぜんしないので、これまでの3年でツバル人ダイバーが6人なくなっているそうで。また、トンガでも同様のナマコ漁が行われ、いまではすっかり資源が枯渇してしまいました。ツバルもいつまで続くやら。人命軽視に環境破壊、なんてアコギな中国商法。。。
これでざっと800個、2400万円が道端にゴロゴロしてます。帰り際、わたしのポケットが膨らんでいたことは誰も知りません。
お口直しに海と仔犬。 そういえば我が家がサモアで暮らしているころ、4歳の二男がお絵かき帳に自作の絵本を作っていて、その中に犬らしい茶色のカタマリと「あのこいねめ~!」というセリフが書いてありました。きっと「こいぬ」に恨みがあるんだろうけど、いったい仔犬と何があったんだ二男??? 夕涼みをするお母さんと赤ちゃん。この子もきっと、大きく大きくなることでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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