断崖絶壁トラのねぐら
ブータンの玄関口、パロ谷の北にある、タクツァン(虎の巣)僧院。標高3,000メートル、足下は500メートル以上の断崖絶壁に建てられております。ふもとから急傾斜がけっぷちの登山道をえっちらおっちら登ってまいります。途中、わんこのお供つき。標高3,050メートル、でもこの10日ばかりティンプーで過ごしていたので息も切れず、楽しく山登り。2時間半ほどで僧院と向かい合う峰のビューポイント到着。しかしまあ、よくこんなところにこんなもの建てたよなあ。17世紀に建立され、1998年に火災があり、2004年に修復されたそうですが、材料は材木も壁に塗る泥もすべてふもとから担ぎ上げたそうです。想像しただけで気が遠くなりそう。外国人のブータン観光は政府の許可証をとった上ですべてガイドが付きます。で、当然のことながらわたしたちは許可証も持ってないしガイドもなし。なのでここから先、僧院の建物には残念ながら入ることができません。聖地なので外国人観光客だけでなくブータンの人々もお参りに来ます。おんぶで3,000メートル。。。