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Voielactee@ Re:「硫黄島からの手紙」と加瀬亮(12/27) お久しぶりです。 よんでいるだけで感動…
Voielactee@ Re:「硫黄島からの手紙」と加瀬亮(12/27) お久しぶりです。 よんでいるだけで感動…

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2004.08.13
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テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:アメリカ生活

皆さん、こんばんは。


同い年の友達(T君)は現在アメリカで就職活動を行っています。彼の当初の留学目的はMBA取得でした。


T君は99年にアメリカに渡米。2年間英語を勉強しましたが、入学条件であるTOEFL550点を取ることができず、結局MBAを断念。語学学校に付属するExtention Couseでビジネスコースを取り、去年の6月に卒業。4年間という年月を経て、1年間働くことができるプラクティカルトレーニングビザを取れました。


留学する学生にとってプラクティカルトレーニングビザというのは、アメリカで就職活動を行う資格といえます。アメリカで働くにはビザが必要となるので、企業が雇用する際ビザを申請しなければなりません。企業としては、申請している間に働いてもらいたいので、学生の場合プラクティカルトレーニングを取得していることが最低条件となります。


T君はとてもいいやつですが、以下の理由でアメリカで就職先を見つけることは難しいと考えます。



  1. ビジョンがない
    わたしが考えるビジョンとは、「自分の未来を作るための現在の行動」です。競争が激しいアメリカで希望通り仕事を見つけることは不可能に近いですが、少なくとも自分が行っている現在の行動は把握すべきだと思います。インターネット求人サイトを通してレジメを送ったり、人材会社にコンタクトを取るくらいのことをしなければ、仕事は取れません。1年間T君を観察していましたが、それらしき行動は全く見られませんでした。

  2. 自分を知らない
    就職活動というのは、「自分」をプレゼンテーションする活動です。「自分」は商品です。レジメというチラシを作り、カバーレターというプロモーション活動を行い、面接という「商品」の営業活動を行います。その一連の活動を行うには、商品(自分)を知らなければなりません。自分の趣味、なぜアメリカにきたか、なぜ勉強するのか、など。。。T君に「なんでアメリカに来たの?自分の欠点は?長所は?趣味は?」と聞いても、なにひとつまともに答えられません。

  3. 飽和した就職市場
    英語以外のコースを修了すれば、プラクティカルトレーニングビザを取得できるので、大量の留学生が就職活動で競合することになります。(2000年現在)アメリカに留学した学生は55万人いました。1/5の10万人が仕事を探すとしても、あきらかに競争が激しい市場だといけます。高学歴や職歴のある人が当然有利となるので、T君は相当厳しい市場にいることになります。


T君のプラクティカルトレーニングビザの期限は9月末。期限が差し迫った今、ようやく重い腰を上げ、一生懸命仕事探しを始めました(遅すぎる。。。) 


アメリカで働くことを夢見る留学生の皆さん、大変厳しい環境ですが頑張って夢を実現してください。ビジョンを持ち、「自分」を理解して頑張ってください。







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Last updated  2004.08.13 15:12:44
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